福岡市博多区博多駅前のインプラント専門歯科 ザ・インプラントクリニック福岡

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激安無名のインプラントを入れることのリスク

激安無名のインプラントを入れることのリスク
その入れようとしているインプラント……メーカーを確認しましたか?

ちょっと待って!そのインプラント、どこのメーカー製かご存じですか?

破格でリスクが高いインプラントが横行しています

歯科医師過剰問題が唱えられる現代において、多くの歯科医院の経営状態は年々苦しくなってきています。そこで、「無名メーカーの国産もしくは東アジアのメーカーの激安インプラント」などの製品も開発されています。

東アジア産のインプラントは、世界トップインプラントメーカーの1/10の値段でとても安価です。しかし、品質や安全性についてはきちんと説明できるエビデンスに乏しいです。

このようなインプラントは安心安全なのでしょうか?

今から30年前、ある歯科医院で、東アジア産のインプラントメーカーや無名の国産のインプラントメーカーなどが提供するインプラントを使用したために、残念な結果になってしまったことがありました。今でも、このトラブルに悩み続けている患者様もいらっしゃいます。

世界中で数百社あるインプラントメーカーの中には、品質が悪く安全性が確保できないメーカーが数多くあるのが現実です。

このことはドクターなら誰もが知ることとなり、現在ではインプラント治療に携わる歯科医院のほとんどでは、実績があるヨーロッパやアメリカなどの外国のインプラントメーカーが使用されるようになりました。

激安インプラントで大々的に宣伝している医院のインプラントを入れたことによって、無残なトラブルが起きてしまうかどうかは、インプラント治療から数年ほど経たないとわかりませんが、そのトラブルの原因が「無名の国産もしくは東アジア産などの激安インプラント」である可能性は大いにあります。

このようなメーカー製のものを使用している医院は、患者様の健康を損なってでも自分の利益を上げることだけしか考えていないと思われても仕方ありません。

インプラントには標準的な治療費があります

目先の利益に目がくらみ、サービスの値下げばかりをしているような会社は、後に高確率で大きなダメージを受けることになります。

例えば飲食店では、一般的に1000円以上する生レバーを300円で提供した焼肉屋が、食中毒により2名が死去、18名の被害者を出しました。その他にも、失明騒動が出た格安レーシック眼科治療、1本7万円の激安インプラントが実は使い回しだった…など、多くの事例が挙げられます。

インプラント治療をお考えの患者様に知っていただきたいのは、治療を受けようとしている歯科医院がどこのインプラントメーカーを使用しているのかということです。また、過去に入れているインプラントがあれば、どこのインプラントメーカーなのかもお確かめ下さい。

インプラントは大切なお口の中、つまり体の中に長い間保持していくデリケートなものです。したがって、患者様にもインプラントメーカーごとの品質のこと、また、安全性についても気にかけ、患者様のお身体を自分自身で守っていただきたいのです。

体の中に入れるインプラントには、標準的な治療費の価格設定がございます。安さだけで決めることはせず、後で後悔しないようしっかりお考えの上、インプラント治療を受けていただきたいと思います。

また、インプラントの治療費には、インプラント体などの部品代だけではなく、技術料や上部構造のセラミッククラウン代なども含まれています。 セラミッククラウンは、型を取り、型に石膏を流し入れ、石膏模型を作ってからオーダーメイドで作っていくものです。 見た目が美しいだけではなく、オーダーメイドの上質なセラミッククラウンの作成のためには、歯科医師だけでなく歯科技工士の技術や、上質な素材の仕様が不可欠です。 時間をかけ、患者様に合わせた上部構造を作るには手間暇、つまり技術料がかかります。 安すぎるインプラントを提供しているクリニックは、技術に費用をかけられるのでしょうか?美しいだけでなく機能的なセラミッククラウンを短期間に量産するというのは、熟練の医師と技工士がタッグを組んでも難しいことです。 さらに、医師の技術が古いまま、昔の治療法でしか治療できないとなると、激安インプラントの医院で治療を受けたほうがトータルでは治療費が高くなってしまうこともあります。新しい治療を学んでいれば、上部構造の人工歯の数が少なくできる場合でも、昔の知識や技術のままに多くの本数を入れ、結局高額になってしまうということも考えられます。

もう一度立ち止まって、インプラントのことをしっかり考えてみませんか

最近、インプラント1本を○万円以下で入れることができるといった、とても安い価格をアピールしている内容の広告やHPを見掛けます。 この価格は、安全性を保ち、日本国の許認可がおりたインプラントメーカーでしっかり保証されたインプラントの価格なのでしょうか? インプラントを低価格で提供するには、それなりの理由があるのです。 長くお使いいただくべきインプラントは、ご本人の健康のために、しっかり噛めるようにするための歯科医療です。安かろう悪かろうでは問題です。
今後のトラブルを避けるためにも、安さだけに惑わされてはいけません。

信頼できるインプラントメーカーとは

国産だったら絶対安心?

国産だったら絶対安心?

国産と聞くと、無条件に「安心・安全に違いない」と思ってしまう方が多くいらっしゃいます。食べ物や家電についてはそういったイメージが間違っていないのかもしれませんが、インプラントメーカーはどうでしょうか。

日本においてインプラントという治療は、どこの国よりも先進的であるとはとても言えません。インプラントの歴史が長い海外で、昔から培われてきたデータをもとに開発された海外一流メーカー製品では、埋入から10年以上もインプラントを保ったというデータがあります。中には、40年以上も問題なくインプラントを使えたという人もいます。

日本の歯科材料企業の努力不足というわけでは決してありませんが、海外の一流メーカーのシェアに比べ、日本製のインプラントはまだまだ発展途上だと言えるでしょう。 国内産インプラントが一時的に普及した時代もかつてありましたが、現在では製造をやめてしまっている事例もあります。 国内産のものは全て安心なはず、という認識は、過信しすぎると危ないかもしれませんよ。

当院がおすすめするメーカー

インプラントメーカー4社

  • ・スウェーデンのノーベルバイオケア社(ブローネマルク)
  • ・スウェーデンのデンツプライシロナ社(アストラ)
  • ・アメリカのジンマー・バイオメット・デンタル社(カルシテック)
  • ・スイスのストローマン社(ITI)

世界的シェアを持つ上記の有名なインプラント社は、各社とも信頼が厚く、高品質です。インプラントで名が通っている歯科医院では、上記4大メーカーのインプラントの中のいずれかのメーカー製インプラントを治療に使っていることが多いです。 この4代メーカー製品を使用している歯科医の治療費は、激安インプラントを使用している歯科医院に比べれば高く感じるかもしれませんが、それだけ安全性に配慮した高品質なインプラントを使っているためである、適正価格だと言えます。 はっきりと安全性が確認できないメーカーのインプラントとは違い、伝統のある世界的トップ4大メーカーのインプラントは各メーカー共たくさんの臨床データに基づいた安全性への配慮が確認できています。

インプラントメーカー各社より実績を表彰されました 詳しくはこちら

当院で使用しているのは主にノーベルバイオケア社製

ザ・インプラントクリニック福岡では、品質が良く安全性の維持に期待ができると判断したメーカー製のインプラントのみを治療に使用しています。

当院では世界中に多くのユーザーを持つノーベルバイオケア社製のインプラントを主に使用し、安全性に配慮しています。 当院では格安と言われるエビデンスのないインプラントメーカーのインプラントを患者様のお口の中に入れることは絶対にありません。

治療が完了された患者様には「ペイシェントカード」というノーベルバイオケア独自のカードをお渡しします。このカードがあれば、埋入したインプラントの情報を患者様がご自分で確認していただいたり、他院でもメンテナンスを受けやすくなったりします。

ペイシェントカードについて詳しくはこちら

激安インプラント治療の特徴

インプラントにはワンピースタイプとツーピースタイプがあります

インプラントには「ワンピースタイプインプラント」と「ツーピースタイプインプラント」があり、当院ではツーピースタイプインプラントを主に使用しています。 それぞれの特徴をご紹介いたします。

ワンピースタイプインプラント

ワンピースタイプインプラント

ワンピースタイプインプラントとは、インプラント体(人工歯根・フィクスチャー)と、アバットメント(人工支台)が一体型となったインプラントのことをいいます。

【メリット】
・部品が少ないため、材料費が安くなり治療費を抑えられる。
・上部構造の人工歯が入るまでの期間を短縮できる。

【デメリット】
・インプラントを埋入する部分の顎骨に十分な厚みがなければ埋入できない。
・埋入したインプラントの角度や形に影響を受けるため、人工歯の角度や形を自由に変えることができない。
・トラブルが発生した場合、パーツだけやり変えることができず、骨に埋入した人工歯根ごと除去しなければならないことが多い。

ツーピースタイプインプラント

ツーピースタイプインプラント

ツーピースタイプインプラントとは、インプラント体(人工歯根・フィクスチャー)と、アバットメント(人工支台)が別パーツで分かれた形となっているインプラントのことをいいます。

上部構造の人工歯だけでなく、アバットメントも患者様のお口に合わせてオーダーメイドで作ることが可能です。

【メリット】
・顎骨が少ない・薄い場合、見た目や噛み合わせを理由に歯の形や角度にこだわりたい場合、患者様に持病がある場合など、様々なケースに対応が可能。
・インプラントに強い衝撃を受けた際に、アバットメントのネジ部分が衝撃を吸収し、インプラント体へのダメージを軽減させることができる。
・人工歯やアバットメントにトラブルが起こっても、その部分だけやり変えることができるのでインプラント体ごと除去する必要がない。
一回法、二回法のどちらでも治療できる。

【デメリット】
・二回法の場合、2回の手術が必要。
・パーツが増えるため、1ピースタイプよりも治療費が高額になる。
・治療工程が複雑なので、治療完了まで時間がかかる。

一回法・二回法とは

上記の2ピースタイプインプラントのメリットにあるように、インプラントの治療には一回法と二回法という方法があります。 その違いをご説明いたします。

一回法

一回法

インプラント体と一体になったアバットメントの埋入までの外科手術を1回だけ行い、骨や歯肉の状態が落ち着いたらセラミックなどの人工歯を型取りして取り付ける治療方法を1回法といいます。 1ピースタイプインプラントでは、この1回法で治療を行います。 決まった角度にしか支台に人工歯を取り付けられないため、埋入できる箇所がとても限られます。 また、造骨手術との併用には適していないため、骨や歯茎が痩せた状態のまま行うとトラブルのもととなる可能性があります。

二回法

二回法

一回目の外科手術でインプラント体の埋入までを行い、顎骨や歯肉の回復を待ってから二度目の外科手術でアバットメント(人工支台)をインプラント体に連結させます。 2ピースタイプインプラントでは、この2回法で治療を行います。 造骨手術と併用して行うことに適しているため、骨が減ってしまっている部位にもインプラントを埋入できる可能性が上がります。 二度の外科手術が必要になりますが、その分メリットの多い方法です。

ご注意ください!

1ピースタイプ・2ピースタイプのインプラントの種類にも、また、そのタイプのインプラントを埋入するための1回法・2回法という治療方法にも、それぞれメリットとデメリットがあります。 正しい位置に正しいやりかたで治療を行うことができれば、どちらの種類でもインプラント治療は成功します。 気をつけていただきたいのは、「本当にそのタイプがご自分のお口と合っているのか」「そのことを判断でき、儲けのためではなく患者様のことを考えて治療を行っている歯科医院を選ぶことができているかといった点なのです。

3歯補うために3本のインプラント埋入が必要になる▲ 3歯補うために3本のインプラント埋入が必要になる

例えば歯を3本失ったとした場合、骨に対して真っ直ぐに埋め込む必要のあるインプラントは、角度を変えることができません。そのインプラント体に支台(アバットメント)が一体になっているワンピースインプラントを使用すると、人工歯の角度はインプラント体に合わせる必要があるため、インプラント体も3本、人工歯も3歯分必要となります。

2本のインプラントで3歯分の歯を補うことができる▲ 2本のインプラントで3歯分の歯を補うことができる

しかし支台をオーダーメイドできるツーピースインプラントを使用すれば、人工歯の角度をインプラント体の埋入角度に左右されることはなく、少ない埋入本数での治療が可能となります。

ワンピースタイプで一本あたりの材料費は抑えられるように見えても、本数が増えれば結局治療費が高額になってしまうということも起こり得ます。

そのドクターにインプラントを任せても大丈夫ですか?

名医は全体の1%以下しかいない!?

歯の健康を損ねてしまうと生命をも脅かすこともあり得るという事実が検証されている今、ご自身の歯の治療やインプラント手術を行うドクターをどう選択するかは、とても重要です。

欧米のある大学教授が分析した結果によると、歯科医を能力別に分類した場合の比率は以下の通りだったそうです。

知識・技術・向上心ともに優れ、研鑽を続けている医師:2%
専門的な知識や技術に優れ、現状に満足している医師:8%
技術はなくても向上心のある医師:40%
技術もなく向上心のない医師:50%

この結果が本当であるとすれば、ドクター100人中半数以上は能力やスキルを磨くことに関心がないということになってしまい、なんとも残念な結果です。この話は歯科先進国とされる欧米のドクターに限った話であり、日本ではもっと厳しい状態にあるのではないかと見ています。
最善の歯科治療を行える可能性が高い歯科医院の割合は、欧米で2%しかないと考えると、日本ではたった1%以下となり、国内に8万軒ほど存在する歯科医院の中の500軒も満たないということが考えられます。

本当のインプラント名医を探すためのポイントとは

歯でお悩みの皆様に数多くの医院からベストな出会いをしていただくための、歯科医院選びのポイントをご紹介します。
よい歯科医院であるかを知るためには、その歯科医院に来院する前に見極める方法と、実際に来院した後に判断する方法の2つがありますが、今回は来院前のことについてお話ししてみましょう。

世の中の評判を調べる

「世の中の評判」というのは、「口コミ」のことです。近年、SNSの普及によって個人の情報発信力も進化しています。したがって、評価については一定の信頼が得られる場合も多いと考えられます。

もちろん匿名での評価もあり、特定の歯科クリニックに対していやがらせで悪評を拡散するような行為もあると思います。反対に高評価が多すぎるのは、一定の信頼があると考えてもいいかもしれませんが、最近、“ステマ(ステルスマーケティング)”でヤラセの評価が掲載されていることもあり、信じ込むのは危険です。

賛否を問わず口コミの全てをそのまま鵜呑みにせずに、“話半分”に考えて、最終的にはご自身で冷静に判断されたほうがよいでしょう。

患者様同士の紹介

紹介は、単なる匿名の「評判」とは違い、実際にその医院で治療を体験した人の生の発信情報なので、信頼できると思われます。
紹介して貰える機会があった場合は、ただ「良い先生だった」という漠然としたものではなく、できれば、ドクターのスキル・患者様とコミュニケーション能力・ご提案された治療方針の選択肢の種類や数なども詳しく聞いてみてください。そういった内容を知ることができれば、さらに安心して治療を開始できます。

また、紹介をしてくれる方と、ご自身の性別や年齢、生活環境、歯の状況が近いとなると、参考となる情報の信憑性はますます高くなり、医院への信頼度が増します。

歯科医院のホームページをよく見る

歯科医院を探している中で、ホームページをご覧になる患者様が多いので、各歯科医院はホームページの内容の充実に力を入れています。たくさんの情報がつめ込まれている内容を見ると、患者様が何をチェックすればいいかわかりにくくなってしまうのではないかと、私どもとしても危惧することがしばしばあります。

ホームページのどこを見れば良いのか迷われたら、その歯科医院の“コンセプト”となる箇所である「当院の方針」「当院の考え方」「患者様へ(患者様への問いかけ)」などのような内容をご覧いただくのがおすすめです。
このような基本方針となる説明には、その歯科医院の“ホンネ”の箇所を表現されることが多く、選択する判断の基準として役に立ちます。
当院のホームページでも、どう治せるのか、治療のメリットや患者様に負担がかかる部分についてなども、きちんと記載しております。

さらに、治療ケースやインプラントの施術数、期間や治療費用などもしっかり記載されていれば、コンセプトに近いインプラント治療を行っていて信頼できる歯科医院だと判断する材料となります。

上記のことがあいまいなまま、ただ「激安!!●●万円インプラント!!」などと安さだけを訴える歯科医院があるとしたら、「安物買いの銭失い」「安かろう悪かろう」のような形となる可能性が高いので、注意が必要です。

当院のホームページには「当院の治療方針」として、コンセプトを明確に表現しています。特にインプラントにおいて様々な手技や治療方法について非常に詳しい説明を掲載しています。
当歯科医院はインプラントを始めとした自費治療を積極的に行っています。「歯を健康な状態にして、おいしく食事ができるようにしたい!」とお考えの患者様が多数ご来院いただけている当院の場合は、“コンセプト”をきちんとご理解いただくことが、ホームページを運営している最大の目的です。
事実、当院では、ご来院くださる患者様の90%以上が「ホームページを見ました」(その他10%はご紹介など)とお答えになる方が多いです。コンセプトを十分にご理解していただいたうえで、患者様と出会えるのは、たいへん光栄なことであると感じています。
ホームページにはこれからも患者様に向けて有益な情報を随時更新していきますので、どうぞご期待いただければと思います。

低価格で有名なインプラント専門歯科医院でのトラブル

インプラントメーカーによってインプラント治療の失敗率が異なる

インプラントメーカーにより、成功率の違いがあるとよく歯科材料メーカーやインプラント治療を専門的に行っている医院の医師たちから伺います。

数十年前、インプラントが骨に結合せず、立て続けに失敗した報告が届き、患者様からクレームが寄せられた某インプラントメーカーの話が歯科医師界隈では持ちきりになりました。インプラントメーカーにより成功率と失敗率の開きが大幅にあることも各種データから判断できます。

このようなトラブルが起こっていたことから、当院はセカンドオピニオン外来を立ち上げた経緯があります。ご相談にお越しになった患者様には、過去に使用したインプラントメーカーを含め、治療する前にしっかり調べることを推奨しております。

トラブルで当院にご相談があった事例

超激安インプラントを埋入された患者様からご相談を受けることが多々あります。ほんの数か月でインプラントが取れた、インプラントが根元から折れたなど…。

通常、インプラントは90%以上の確率で外れることはないと言われています。それなのに、埋められたインプラント10本のうち6本が数か月で取れた、3本が折れたという患者様がいらっしゃいました。10年以上保証すると説明を受けたのにも関わらず、歯科医師に「メンテナンスなどお手入れを怠っていたから折れたのではないか」と言われたそうです。

また、別のある患者様は
東アジア製の激安インプラントを入れたとのことでした。インプラント治療後、鼻から排膿するようになり、
「インプラントから膿がでている。インプラントを除去したほうがいい」と言われたそうです。

その後、
「インプラント除去に危険は避けられないので、より専門の大学病院に行くように。そこならインプラント除去処置が実施できる」と言われ、たらい回しにされました。

国内で未認可のインプラントや、無名メーカーの激安インプラントは、データが乏しいため、インプラントの本体の安全性が確認できないというリスクがあります。 また、埋入後に事故やトラブルが発生した場合、インプラントの部品が手に入りにくく、対応しようがないという自体に陥ってしまうかもしれません。

偽ブランド品のインプラントで大きなトラブルに見舞われた

そのような医院で使われていたインプラントの実物を見てみると、何となくNo.1インプラントメーカーのノーベルバイオケア社(ヨーロッパ製)の形に似ていました。しかしじっくり見ると、ボルトの部分の構造が全く違いました。

治療後、インプラントの上の被せ物の状態に異常が出て、ザ・インプラントクリニック福岡にいらっしゃったことから、このインプラントが偽物であったことがわかりました。 また、規格外(B級品・欠陥商品)のインプラントを使っている可能性も考えられます。 安いインプラントを提供するためにいろいろな手段を行い、経費を削減しているかもしれません。

インプラントを使いまわす問題も

2010年頃、「愛知県の歯科医院がインプラントを使い回して使用していた!」という報道がありました。

患者様の口の中に埋入していて、何らかの理由で外れてしまったインプラントを、別の患者様に使用していたというのです。

これはインプラントの機能や保ちの問題だけではなく、感染症のリスクなどの観点から考えても、絶対に許される行為ではありません。

当時の新聞に、「インプラントのメーカーのことなど、きちんと治療内容を説明できる歯医者でないと、その医院で治療を受けることは考え直すべきです」と、ある大学病院の教授のコメントが掲載されていましたが、全くそのとおりであると思います。

一時期世間を騒がせた「インプラント使いまわしの事件」について確認すると、ある事実がわかりました。すでに廃院になった歯科医院の話ですが、その医院が使い回していたのは人工歯根(フィクスチャー)でなく、「ヒーリングキャップアバットメント」と呼ばれる、仮歯や人工の歯を装着するまでの期間が空く場合に一時的に使用する金属の仮蓋だったらしいのです。

ヒーリングキャップ

人工歯根の使い回しなんてありえないというのは当然です。ヒーリングキャップアバットメントのことと聞くと、一瞬だけ「まだマシかな?」と思えそうですが、ヒーリングキャップアバットメントも安全面・衛生面の観点から再使用禁止です。滅菌したとしても、再利用しようなどと思ってはいけません。
しかし、インプラントメーカーの方に聞くと、人工歯根(フィクスチャー)の数の割にヒーリングキャップはあまり売れていないのだそうです。
ある大学病院でもヒーリングキャップアバットメント(金属の仮の蓋)の使い回しが横行しているのだとか。

ザ・インプラントクリニック福岡のインプラント治療では、必ず埋入直前に開封した新品のパーツだけを使います。オペに使用する器具も、可能な限り使い捨てのものを使用しています。
まだまだ使い回されている二次オペ用のヒーリングキャップアバットメント(金属の仮蓋)も、当院では当然使い捨てています。

また、当院では、世界一とも称されるインプラントブランドであるノーベルバイオケア社が独自に発行している、ノーベルケア社製のインプラントが埋入されていることを証明する「ペイシェントカード(患者様カード)」を、治療が完了した患者様にお渡ししています。
インプラントメーカー業界では、有名メーカー製インプラントの模造品が出回っていることもあるため、証明書となるペイシェントカードをお渡ししています。
このカードがあれば、当院で使用しているインプラントはヒーリングキャップなどのパーツを含み、全て正規品であることの証明となります。

ペイシェントカードについて詳しくはこちら

この事件の他にも、歯科治療に限らない様々な医療現場で、激安な治療費の裏に隠された原因による大きな事故が何件も起こっています。
事件の被害者も、まさか自分がと思っていたはずです。自分は大丈夫だろうと安易に考えず、どんな治療でも安すぎる治療費にはご注意ください。

こんな歯科医院にはご注意を

様々な事情を知る歯科医師として、おすすめできない激安インプラントですが、そのような激安インプラントを誇大に広告している歯科医院の特徴をご紹介いたします。 このような歯科医院のHPを見かけたら、全てを鵜呑みにするのではなく、一度ご自分で調べ直してみてください。 このようなクリニックでの治療は、5年、10年と経年につれてトラブルに発展していく可能性があります。

実績として掲げている数字があまりにも大きすぎる

実績として掲げている数字があまりにも大きすぎる

スタッフによる実績数などまで合算したり、またチェーン展開しているクリニックではすべてのチェーン店での治療本数を合計した数字である場合があります。 そのひとつの医院でインプラントを担当している歯科医師だけが、どれほどの実績を持っているかという本当の数字を出せないようでは、全く意味のない数字になってしまうでしょう。

また、インプラント埋入本数のみを増すことで病院運営を成立させている可能性もあります。 例えば、的確なインプラント手術を年間100本施術するのと、インプラント1本の単価を落とし”ただただやりっぱなしな状態”を年間2000本以上入れただけでは、そのクオリティーやスキルが遥かに違ってきます。 極端に言うと、ただインプラントを入れるだけであれば、研修医でもできることなのです。

あまりに治療費が激安

あまりに治療費が激安

企業努力で治療費を抑えるにしても、限界というものがあります。あまりに利益がなさすぎる治療をずさんに行ってしまえば、質の悪い未熟な治療を提供することになってしまい危険です。

「在籍している医師は独自の研修を受けている」という表記

「在籍している医師は独自の研修を受けている」という表記

口頭で説明を聞いただけでも研修をクリアしたことになるという基準だったとしても、嘘にはなりません。独自の研修というものがどの程度のレベルの研修であるのか不透明で、第三者の審査がないため危険です。

低価格インプラントを実現させるために人件費を削り、経験値が少ない歯科医師が手術をしているかもしれません。

カラクリのある「○十年保証」「一生涯保証」

カラクリのある「○十年保証」「一生涯保証」

数十年後、そのクリニックがまだ存在しているかさえ怪しいような場合の長すぎる保証年数にはご注意ください。 保証の条件として、何度も定期検診に通わせ、高額な検診料を巻き上げるための制度となっているかもしれません。

用途不明な追加料金が発生する

用途不明な追加料金が発生する

「1本○万円以下」と表示しておきながら、手術料や管理料などが高額な場合があり、ろくに説明もないまま治療を進められてしまうと、トラブルになってしまいます。

カウンセリングや診査・診断が煩雑すぎる

カウンセリングや診査・診断が煩雑すぎる

インプラント治療において、3次元で骨の中の状態まで確認できるCT撮影は必須です。 平面(2次元)の画像情報しか得られないパノラマ撮影のみで画像診断を済ませている場合は、正しい位置にインプラントを入れられません。 もしパノラマ撮影のみしか行わない医院があれば、要注意です。 インプラント体は、骨の厚みや神経と血管の位置を正確に把握し、適切な箇所に埋入しなければ、顔面麻痺や出血多量といった悲惨な事故に繋がります。

手術前の歯科治療などで、事前に的確な処置が行われない

手術前の歯科治療などで、事前に的確な処置が行われない

最も危険で怖いのがこちらです。 以前インプラントの調子が悪いという患者様を診察してみると、歯が抜けたところにただインプラントを埋入してあるだけで、噛み合わせ・歯槽膿漏・虫歯は全く治療されていませんでした。 患者様からお話をうかがってみると、そのインプラント治療を受けた歯科医院から「インプラントしかしませんので、その他は他所の歯科医院で治療を受けてください」と言われたらしいです。 私はその話を聞いた時、正直憤りを感じたのを覚えています。インプラントは、ただ歯がない箇所に入れるだけで終わりではないからです。

インプラントは患者様お一人お一人の口腔内を正確に診断していかないと、失敗してしまうことがあるのです。 例えば虫歯をコントロールしていかないと、インプラントは虫歯と同じように感染症を引き起こし、維持管理できないばかりではなく、骨がどんどん溶けて無くなってしまいます。 また、悪い噛み合わせの状態をそのままにしておくと、インプラントを入れたとしても、しっかり噛めません。体全身に問題が生まれ、余計にお口の状態が悪くなることがあります。 虫歯の治療や抜歯、根の治療もしておくべきなのにそのまま放置して、菌に感染している顎骨にインプラントを入れられた結果、歯茎がどんどん腫れ、感染が悪化した後、緊急で当院にいらっしゃったケースもありました。

インプラント治療終了後のメンテナンスができていない

用途不明な追加料金が発生する

車のメンテナンスがおろそかになると事故が発生しやすくなるのと同じように、インプラントもメンテナンスを怠ると、歯周病にかかり、最悪の場合骨から抜け落ちてきます。 現在までに発生しているインプラント訴訟問題の大部分が、激安インプラントが原因となっていることは言うまでもありません。 しつこいようですが、大切なお体、つまりお口の中に入れるインプラント治療を始める前には、まずは行こうとしている歯科医院が使用しているインプラントメーカーを必ずご確認ください。 そして取り返しがつかなくなる前に、医院でしっかりと説明をお聞きください。

患者様が健康のために一生お使いになるインプラントです。値段だけで歯科医院を選択するのではなく、歯科医院自体の治療の品質も注目すべきだと考えます。

費用が安いという理由だけで選ぶのは危険な場合があります

未だに横行する激安インプラント

インプラントに不具合がでることにより、鼻から排膿するなどトラブルが起こったり、10年以上保証すると言いながら、何かと言い訳をして保証を拒否したり、患者様の取れたインプラントを使い回したり…。

激安インプラントによるリスクは多々あるようです。

当院にも『某アジア産インプラント本体を格安価格で仕入れませんか?』『歯科インプラント技工1本激安価格で提供できますよ』など、各種インプラントメーカーから連絡がきます。

確かにこちらの某アジア国の格安の歯科材料を使い、某アジア国の激安な技工所に頼めば安い価格でインプラント治療が可能になり、医院の売上を増やすことができるのかもしれません。

しかし、インプラント本体でも、白い被せ物などの技工物においても、人間の口の中に入るものなのです。 「某アジア国の技工物からたくさんの謎の金属が検出」「某アジア国の技工物から金属アレルギー多数発生」「皆さん早急に異物の除去をして下さい」など、TVの報道などで特集が組まれていたこともありました。各メディアでは、歯科で使う材料や技工物の粗悪な品質に警告を鳴らしています。

このような危険性が少しでもある限り、当院は激安インプラントの導入を行うことはありません。

もちろん、激安インプラントでも成功する場合もあると思います。 例えば、激安インプラントと謳っていても、インプラント本体がトップメーカー製品で、白い被せ物がなどの上物の素材の費用を抑えるのであれば、トップメーカーのインプラントを使いながらも治療費を抑えることもできます。 しかし、患者様の費用負担が減るとしても、安心安全性が担保されていない歯科材料はどうしても使いにくいので、当院での導入は難しいと考えます。 また、当院のインプラント除去システムについてご相談に来られる患者様の多くが、治療費が安いという理由だけで激安インプラントを選び、治療を受けたという方たちなのも事実です。

そんな激安インプラントをご自分の体内に入れるということは、本当に安全なのでしょうか?

安い治療費の実現のために品質を落としているかも!?

すべての人に安心安全なインプラントを選択してほしい

治療費が安いというだけで激安インプラント選択するのは危険かもしれないということがおわかりいただけたでしょうか。

以前ある患者様に、治療費の安い他院と同じ治療費でインプラントを入れてもらえないかと相談されたことがありました。 しかし、当院で使用しているインプラントは、上述したとおり伝統と実績が十分なトップメーカーの製品です。インプラント本体と歯科技工の費用など外注費もかかります。

患者様にはその他院が使用しているインプラントとはメーカーが異なること、激安インプラントを使うことのデメリットなどをしっかりご説明し、納得いただけました。

インプラントは自由診療なので、歯科医院により治療費が違うのは当然です。患者様目線で見れば、治療費は少しでも安いほうがいいという考えをお持ちになるかもしれません。

しかし治療費に差があるということは、「治療に使用しているインプラントのメーカーや、メーカーごとの性能が大きく違うという理由があるから」ということをしっかり頭の中に入れておいていただきたいのです。

インプラントで失敗すると、治療費が無駄になるだけでなく、お体と心の健康にも大きな負担となってしまいます。 当院で治療を受けられる患者様はもちろん、インプラント治療を受けたいと思われているすべての方に、実績が十分な世界トップレベルのインプラントメーカーや、品質が良く安全性の高さに定評のあるメーカーのインプラントを選択してほしいと思います。 そのためには、通おうとしている歯科医院がどこのメーカー製品を使用しているのか、ご自身で調べたり医師に話を聞いたりして決めていただくのがよいと思います。

インプラントは、失った歯を取り戻したように食事ができるようになる素晴らしい歯科治療です。 きちんとメンテナンスを受けていただければ、10年経過後のインプラントの成功率は95%以上です。他の歯科治療に比べても、これほど高い成功率の治療方法はそれほど多くはありません。 歯を失った患者様にとって、インプラントは時代が生んだ救世主のようなものであり、インプラントを入れることで、大切なご自身の歯の負担を減らすことができます。 そのことから、インプラントは近代の歯科医療の集大成と呼ばれています。

しかし、インプラント施術の技術だけがあったとしても意味がないのです。総合的な歯科技術が無いと、患者様を真の健康へは導けません。 歯でお悩みの全ての患者様が、虫歯・根の治療・歯槽膿漏・被せ物・外科・全身管理や麻酔・噛み合わせなど、総合的に歯科治療を考えられる臨床重視の歯科医院に出会えることを切に願っております。

成功するインプラントのために

成功するインプラントのために

インプラントは繊細な治療です。治療を成功させるためには、ドクターの技術と、ドクターの正しい判断の2つが揃うことが絶対条件です。 ただ埋め込むだけなら、座学でインプラントの埋め込み方を学んだ学生にもできるでしょう。しかし、どんな材料を使い、どのような角度で何本埋入するかといった、的確な判断を下せる様にならなければ、成功には至りません。

インプラント治療をするにあたり、他の歯の虫歯や歯周病を治療することにもなります。そのような付随して行う治療もある中で、一人のドクターが年間で埋入できるインプラントの本数は500本ほどなのではないかと推測します。

複数の歯科医師が在籍している歯科医院の場合、歯科医院の掲げる実績数を人数で割って計算してみると、本来の実績数が計算できますが、この数値が200本から500本くらいだと、誇大に多くの数字を出しているわけではないと判断できます。 チェーン展開している医院が「埋入実績○千本」と、とてもすごい数を掲載していたとしても、歯科医師の人数から割り出してみると、一人あたり数十本しか治療していないことになったりすることもあります。

安すぎるインプラントを製造しているメーカーは、数十年後も変わらず存在しているとは限りません。数年後、もしくは数日後には、倒産してインプラントの製造をやめてしまうかもしれません。 激安インプラント埋入後にトラブルが起きた場合、マイナーなメーカーのパーツは他のメーカーのパーツと適合せず、骨からインプラント体ごと除去しなければならなくなってしまうかもしれません。

ドクター・メーカーともに、信頼できるものを選ばなければ、将来後悔することになってしまう可能性が大幅に上がります。 どのような医院が、どのような治療を行っているのか、しっかり確認してから治療を受けるようにしましょう。

ザ・インプラントクリニック福岡が考える インプラントメーカーに対する思い

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