福岡市博多区博多駅前のインプラント専門歯科 ザ・インプラントクリニック福岡

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インプラントにできない人と その対処法とは


インプラントが難しいこともあります

インプラントが難しいこともあります

インプラントは何でも食べられるようになり、見た目も天然歯のように美しいので、自分の歯を取り戻したかのような感覚でメリットが多いと言われる歯科治療ですが、どなたにでも、どんなケースにでも対応できる治療方法という訳ではありません。
そして治療が可能か不可なのかを分けるのは、患者様の歯やお体の状態だけでなく、歯科医師のスキルや歯科医院が所有する専用機器や設備にもよります。

こちらでは患者様からよく問い合わせいただくお悩みごとに、どのようなケースでインプラントが不可能になってしまうかという内容を、当院のインプラント治療事情と合わせてお話していきます。

一般的にインプラント治療が難しいとされるケース

歯周病(歯槽膿漏)がひどく進行している場合

歯周病(歯槽膿漏)がひどく進行している場合

歯周病は、歯垢や歯石の蓄積によって引き起こされる細菌感染症です。不適切な歯磨きや歯間の清掃不足、喫煙やストレスなどがリスク要因となります。初期の段階では歯肉の腫れや出血が見られますが、進行すると歯がぐらついたり、歯ぐきから膿が出たりすることがあります。
歯周病は歯肉や歯槽骨(歯の周りの顎骨)の炎症によって組織の破壊を引き起こし、進行すると歯を失う原因になります。
歯周病はただ歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響を与えることが知られています。炎症が全身に広がり、心臓病や糖尿病、呼吸器疾患などのリスクを増加させる可能性があります。

そんな歯周病は、特にインプラントを希望される患者様にとっては、とても重要な問題です。
歯周病が進行すると、歯肉や歯槽骨が炎症を起こし、歯が失われる可能性が高まります。歯周病によって歯が失われると、その部分にはそのままインプラントを埋め込むことはできません。
歯周病が重篤化している場合に無理やりインプラントを埋入すると、せっかく入れたインプラントがすぐに脱落する(骨から抜け落ちてしまう)ことがあります。 歯周病によって破壊された歯肉や歯槽骨は、インプラントを支えるための十分な組織が存在しないためです。

対策:歯周病の処置をしっかり行うことが大切

対策:歯周病の処置をしっかり行うことが大切

歯周病によって歯が失われた後にインプラントを考える場合、まずは歯周病の治療や管理が必要です。
歯周病の治療や管理を行い、歯周組織の状態が改善されれば、インプラント治療の適応がある場合もあります。歯周病の治療や口腔衛生の改善によって、インプラント治療の成功率が向上することがあります。

歯周病の進行を防ぐためには、適切な歯磨きやフロスを使った歯間清掃、定期的な歯科検診とクリーニングが重要です。また、歯科医師の指導のもとでの口腔ケアや健康管理も大切です。
歯周病ケアはインプラント治療を行った後も重要です。残った他の歯や、埋入したインプラントを長く保存していくために、しっかりとメンテナンスを含めた歯周病の処置を行いましょう。

様々な要因で骨が不足している場合

歯周病(歯槽膿漏)がひどく進行している場合

インプラントとは、顎骨にチタン製のボルトのようなものを埋め込む方法になります。そのため、骨が不足したままでのインプラント治療は難しいのです。
顎の骨がなくなることには、歯周病以外にもいくつかの原因があります。

・歯の欠損や抜歯
歯を失うと、その部分の骨に対する刺激が減少し、骨の吸収が進んでしまうことがあります。特に、歯を抜いた後に何もしないまま放置すると、顎の骨が次第に減少していきます。

・不適切な咬合(かみあわせ)
正しい咬合は顎の骨の健康に重要な役割を果たしています。咬合が不適切な場合、過剰な力が特定の部分にかかり、顎の骨が吸収される可能性があります。

・外傷や事故
顎の骨に外傷が加わると、骨が損傷し、一部または全部が失われることがあります。顎の骨折や重度の外傷が原因となります。

・炎症性疾患
顎の骨を侵す炎症性疾患、例えば顎関節炎や骨髄炎などに罹患していた場合、骨が破壊されることがあります。

これらは一部の原因例であり、個人の状態や特定の疾患によっても異なる場合があります。

対策:骨増生などで顎骨を増やす

対策:歯周病の処置をしっかり行うことが大切

インプラントを埋め込むためには十分な量と質の骨が必要です。骨が不足している場合は骨を増生することで、インプラント治療ができる口腔環境を整えます。
不足している部分に骨移植を行うことで、骨の量を補うことができます。自家骨移植や人工骨材を使用する場合があります。また、不足している骨を再生するため骨増強材や骨形成促進剤を用いて、骨の再生を促進します。

当院では、骨量不足でインプラントを断られたことがある方にはCGF再生治療(Concentrated Growth Factors)を行い、多数の患者様のインプラント処置を可能にしてまいりました。
CGFは、骨の再生を促進するために使用される治療法の一つです。患者自身の血液から抽出される成長因子や血小板が豊富に含まれた溶液であり、再生医療において幅広い応用があります。抽出した患者様の血液を遠心分離し、成長因子や血小板を濃縮したCGFを得ることができます。その後、インプラントを埋め込む際に、CGFを使用することで骨の再生を促進し、治癒過程をサポートする効果が期待されます。

糖尿病や高血圧などの持病がある場合

糖尿病や高血圧などの持病がある場合

インプラント治療は外科手術が必要な治療であるため、治療を受けられる患者様には、一定の健康状態が要求されます。重度の全身疾患や免疫不全状態の方は、手術や麻酔によるリスクが高まるため、治療が難しくなることがあります。
例えば、糖尿病で血糖値が高い方は、術後、患部が治癒しにくいことがあるので、感染症のリスクが高まります。血管障害や神経障害が進行していることがあり、手術時の出血や感覚異常のリスクが高まることがあります。糖尿病の方は歯周病にもかかりやすく、インプラントの安定性や成功率が低下する可能性があるため、最初からインプラントはやめておいたほうがいいという考えもあります。

また、高血圧の方は、血圧が突然下がる場合があり、インプラントオペ中に血圧コントロールにより気を配る必要があるため、何かあったときに歯科医院では責任を取れないという理由でインプラントを断られることが珍しくありません。

対策:主治医の意見を伺いながら、治療計画を立てる

対策:主治医の意見を伺いながら、治療計画を立てる

持病がある方でもインプラント治療を受けることは可能です。重要なのは、事前に病気の管理を行い、血糖値や血圧などのコントロールを最善に保つことです。そこで当院では患者様のかかりつけの病院と連携し、主治医の意見を伺いながら治療計画を立てていきます。

糖尿病の方でも血糖値のコントロールができているのであればインプラント治療はできますし、抗生剤を投与して、しっかり感染対策を取ることでインプラント治療ができるようになります。

高血圧の患者様は、術中の血圧低下を防ぐためにも、局所麻酔の他に静脈内鎮静法をお勧めしています。眠りにつく直前のような、うとうとしてリラックスした状態に近い感覚になるので、緊張から血圧が上がることを予防し、インプラント治療が可能になる場合があります。

高齢の患者様の場合

糖尿病や高血圧などの持病がある場合

口腔内環境は個人差が大きいため、「高齢だからインプラントは厳しい」と一概に年齢で制限するのは難しいのですが、理論的に言えば人間は高齢になればなるほど骨が不足しており、持病を抱えている方の数も多くなります。
また、インプラント埋入のためには、最低2回の外科手術が必要となるため、体力的な不安もあるでしょう。
総合的には「ご高齢の方でもインプラント治療はできないことはないけど、特別オススメはしていない」ということになるでしょうか。

対策:しっかりカウンセリングを行い、全身状態を把握しながら治療を進める

対策:しっかりカウンセリングを行い、全身状態を把握しながら治療を進める

当院では、80歳の方にインプラント治療をご提供したケースもございます。高齢の患者様でも、インプラントオペや通院可能な体力があるならば、インプラント治療はできます。
必要な時は、インプラントオペ時に静脈内鎮静法を行い、全身状態を把握しながら外科治療を行います。 ただし、インプラントは術後のメンテナンスが定期的に必要になります。術前にしっかりカウンセリングを挟みますので、通院頻度や通院手段などもご相談ください。

高齢者の方におけるインプラント治療は、個別の状態に応じて評価されるべきです。口腔の健康状態や全身の健康状態、骨量などを総合的に判断し、治療計画が立てられます。我々のような専門家との相談を通じて、適した治療法を見つけることが大切です。

セカンドオピニオンのご相談も歓迎いたします

まとめると、以下の患者様は一般的にインプラント治療が難しいとされています。

  • ・歯周病(歯槽膿漏)がひどく進行している場合
  • ・様々な要因で骨が不足している場合
  • ・糖尿病や高血圧などの持病がある場合
  • ・高齢の患者様の場合

しかし、しっかりと対策ができれば、このような条件に当てはまる方でもインプラント治療が可能となる場合があります。

インプラントは、歯科医師のスキルや医院環境設備によって、治療を受けられるかどうか異なる場合もあります。つまり、別の歯科医院で「インプラントはできない、厳しい」と言われたことがあっても、設備や技術がある歯科医院を見つけることができれば、インプラント治療を受けられることもあるのです。

したがってザ・インプラントクリニック福岡では、セカンドオピニオンのご相談も歓迎しております。セカンドオピニオン(第二意見)は治療において非常に重要な役割を果たします。セカンドオピニオンは、他の歯科医師による別の見解や意見を聞くことで、より多角的な情報を得ることができ、治療プランの妥当性やリスク、治療の必要性などを客観的に評価することができます。患者様の意見や希望を尊重しながら、患者様ごとに適した治療方法を選ぶためにも、セカンドオピニオンは重要な手段です。
信頼できる歯科医師に相談し、専門的な意見を求めることで、より安心感を持って治療に取り組むことができるようになります。
他院で「インプラントは厳しい」と断られた患者様は、ぜひ当院にご相談ください。

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期間集中歯科治療

診療科目

  • インプラント
  • 審美歯科全般
  • 歯列矯正

当院のインプラント担当医は国際口腔インプラント学会の認定指導医です

当院の医師は公益社団法人日本口腔インプラント学会・公益社団法人日本歯科先端技術研究所の会員です

ダイヤモンド・メンバーに表彰されました。

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