勉強会
今回は、平日のお昼に、インプラントメーカー主催でランチョンセミナーを開催していただきました。
世界のインプラントトップメーカーのひとつである、デンツプライシロナさんとの勉強会です。
コロナ禍ですので、感染対策を十分留意して開催されました。
今日のテーマとしては上顎洞粘膜のソケットリフトでの注意点です。
上顎の臼歯部のインプラントは、上顎洞底挙上術(ソケットリフト)という特別な手技を採用している歯科医院が多いと思われます。
上顎洞の粘膜を慎重に持ち上げ、その持ち上げられたスペースに人工骨や自家骨を入れたりして、骨増成を行っていきます。
そのソケットリフトがうまくいったら、インプラントの植立が可能になります。
※上顎洞オペレントゲン写真
実際には上顎洞粘膜というのはすごく薄いので、技術がないと、破れてしまうことが多いのです。
上顎洞が破れてしまうと術後性上顎洞炎、さらにひどくなると副鼻腔炎に移行していき、取返しがつかなくなります。
本当は何もトラブルがないほうがいいのですが、今回のランチョンセミナーでは
トラブルシューティングとして上顎洞粘膜が損傷した場合の、最新のリカバリーの手技のレクチャーがありました。
デンツプライのスタッフや先生方、貴重なお時間を作っていただきありがとうございました。
今日からのインプラント臨床に活かせるように
ザ・インプラントクリニック 福岡スタッフ一同精進してまいります。