インプラント・歯医者が怖いという方へ

インプラントとは、顎の骨にドリルで穴を開け、チタンやセラミックで作られた人工歯根（ボルトのような見た目のインプラント体）を埋め込み、その人工歯根に人工歯を装着して、失った歯を補う治療です。
「歯茎を切開し、骨にドリルで穴を開ける手術が必要」という部分だけ聞くと、とっても痛そうで怖いと思ってしまうのも無理はありません。

しかし当然ながら、手術はしっかりと麻酔が効いた状態で行います。もしも手術中に麻酔が切れてきたという場合は途中でも麻酔を足すので、手術中に痛くてたまらないということはほぼありません。
術後、麻酔が切れた後は腫れたり強い痛みが起こったりするのではないかと思われがちですが、ザ・インプラントクリニック福岡では腫れや痛みの起こりにくい治療方法を実施しています。
技術力を要され、手間もかかる治療法ですが、患者様に安心して治療を受けていただくため、当院ではそのような治療方法をご提供しています。万が一術後に大きく腫れ、強く痛むような場合はすぐに対応できるよう設備等を整えています。

具体的に痛みの度合いを言い表すことは難しいですが、多くの患者様がインプラント治療の痛みを「思っていたほど大したことはなかった」「抜歯と同じくらいの痛みだった」とおっしゃるので、抜歯をしたことがある方は想像しやすいのではないでしょうか。

本来インプラントは失った歯を取り戻すことができる画期的な治療ですが、インプラントの医療ミスや死亡事故など、度々メディアでも痛ましい報道がされ、インプラントは恐ろしいものだとイメージがついてしまっている方も少なくありません。
しかしインプラントの事故は、ほとんどが医師の技術不足や、術前の検査不足などの人為的なミスが原因で起こっています。

インプラント手術に限らず、「完全に安全な外科手術」はありません。一般認識として「簡単な手術」だとされている手術だったとしても、執刀医の手腕不足や、スタッフとの連携不足による人為的ミスなどが起これば、大きな事故に繋がります。

しかし反対に、手術を担当する医師の技術力や知識力、スタッフとの密な連携などの要素が揃えば、難しいとされる手術でも安全性が向上し、成功率が上がるとも言えます。
メディアの悪い報道だけを鵜呑みにして、一概に「インプラント手術は事故が起こって危険で恐ろしいもの」と決めつけるのではなく、技術力や治療の知識、豊富な経験やしっかりした設備の有無など、治療を受ける医院と医師について調べ、後悔のない医院選びをすることが大切です。

ザ・インプラントクリニック福岡ではノーベルガイドやXガイドといった、3D技術を駆使してインプラント手術の安全性の向上を図るシステムの導入も行っております。
患者様の健康を取り戻すための治療で、患者様の命を脅かすことがあっては許されません。細心の注意を払い、正確な位置・深さ・角度でインプラント体を埋入いたします。

天然歯同様に、インプラントも「インプラント周囲炎」という歯周病のような病気にかかります。
インプラントの治療後、十分な歯磨きができずに汚れが溜まったままの状態が続くと、歯周病菌が大量に繁殖し、歯茎が炎症を起こして腫れ、いずれは顎の骨を溶かしてしまいます。
せっかくインプラントを入れても、骨が溶けてしまったら支えきれずにぐらつき出し、いずれは抜け落ちてしまいます。

インプラント周囲炎にならないためには、ご自宅でのセルフメンテナンスと、歯科医院での定期メンテナンスの両方が重要です。
食べカス・歯垢などの汚れはしっかりと歯ブラシで落とし、落としきれなかった歯垢や歯石は歯科医院で徹底的に落としてしまえば、菌の繁殖を防ぐことができます。
インプラントを長持ちさせるために、メンテナンスをしっかり行えていたかどうかで、将来的な結果が大きく変わります。

最初のカウンセリングでは安い治療費を説明しておきながら、治療後に用途不明な追加料金を請求されてしまうのではないかと疑心暗鬼になっている方もおられるようです。本当にそんなボッタクリのようなことをされてはたまりませんね。

トラブルを未然に防ぐため、ザ・インプラントクリニック福岡では、治療前に必ずトータルの治療費をお伝えするようにしています。治療途中で追加料金が必要になりそうな場合は、必ず患者様へ事前にお伝えいたします。
状況を把握していただき、治療の必要性やその治療費にご了承を得てから治療に取り掛かっていくので、「どの治療でこんな金額が発生したのかわからない」という状況に陥ることはありません。