勉強会:シュナイダー膜肥厚
2023/09/15
こんにちは!ザ・インプラントクリニック福岡です。
サイナスリフト治療時には、シュナイダー膜の多様な形態に気づかされます。
最初はラテラルウインドウの形成やシュナイダー膜の剥離、
補填剤の充填に専念していましたが、
経験を積む中で術中のシュナイダー膜の裂開にも遭遇するようになりました。
シュナイダー膜の肥厚も臨床でよく見られます。
インプラント治療において、シュナイダー膜の肥厚は最も頻繁に遭遇する上顎洞の病変の一つです。
肥厚が何ミリ以上であるかの明確な定義はありません。
これは、CT画像上の肥厚像がX線イメージであるためや、
シュナイダー膜の厚みが数日で変化するためなどが理由として挙げられます。
通常、片側の上顎洞炎では、歯に原因が多いため、
まず原因歯の確認と、それに対する根管治療、抜歯、または投薬などの処置が最初のステップです。
また、両側の上顎洞炎や片側でも原因歯が特定できない場合、耳鼻科との連携が非常に重要です。
これらの課題にも、当院の高度な技術で対応可能です。
治療の際には、お気軽にご相談ください。