勉強会:デジタル技術を活用したフルブリッジ製作の短縮化について
こんにちは。ザ・インプラントクリニック福岡ドクターです。
無歯顎患者に対する固定性インプラント補綴は、高い成功率を有する信頼性の高い治療法とされています。
しかし、長期間の使用により上部構造の摩耗や破損が生じ、再製作が必要となることも少なくありません。
今回は、デジタル技術を活用し、従来よりも短期間で補綴装置を製作した症例についての論文を
院内勉強会で共有いたしました。
患者は55歳の男性で、約10年間使用したアクリルレジン製フルブリッジの摩耗および破損により、
咀嚼困難を主訴として来院されました。
2010年に上下顎それぞれに4本のインプラントが埋入されており、
今回はそれを活用して新たにジルコニア製フルブリッジを製作する方針としました。
従来のシリコーン印象を用いる方法では、複数回の来院と処置が必要でしたが、
本症例では口腔内スキャナーおよび専用スキャンゲージを使用することで、
1回目の来院時に口腔内および補綴装置のスキャンを完了し、
2回目の来院で最終補綴装置の装着に至りました。
この方法により、患者様の身体的・時間的負担を軽減できるだけでなく、
術者の手技的負担も減らすことが可能となりました。
また、デジタル技術を活用することで、高精度な補綴装置の製作が実現できる点も大きな利点といえます。
デジタル技術の発展により、インプラント治療の効率化と精度向上が進んでおります。
当院では、こうした新しい技術や知識を積極的に取り入れ、
より良い治療を患者様に提供できるよう努めております。






