【保存版】インプラント上の歯全部の総額 | All-on-4と従来法の費用を徹底比較

【保存版】インプラント上の歯全部の総額 | All-on-4と従来法の費用を徹底比較

2025/11/27
【保存版】インプラント上の歯全部の総額 | All-on-4と従来法の費用を徹底比較

上の歯を全て失った、または抜歯が必要な状態で「上の歯全部をインプラントにしたい」とお考えの方にとって、最も気になるのは「費用がいくらかかるのか」ではないでしょうか。

上の歯全部をインプラントで治療する場合、治療法や骨の状態によって費用は大きく異なります。

特に上顎は骨造成(サイナスリフトなど)が必要になるケースが多いため、総額が予想以上に高額になることも少なくありません。

本記事では、上の歯全部をインプラントにする場合の総額目安を治療法別に詳しく解説します。

さらに、上顎特有の追加費用、そして治療プランに関する専門的な疑問まで、網羅的にご紹介します。


目次
【上の歯全部の治療法比較】All-on-4 vs 従来法(個別埋入)
All-on-4(オールオンフォー)の費用とメリット
従来法(個別埋入)の費用と特徴
費用比較表
上顎特有の追加費用:サイナスリフト(骨造成)の費用目安
サイナスリフト(上顎洞底挙上術)
GBR(骨誘導再生法)
費用負担を軽減する方法と当院の強み
費用負担の軽減策
ザ・インプラントクリニック福岡の専門性と価格
【Q&A】上の歯全部のインプラントに関する専門的な質問
Q. 上顎はなぜ骨造成が必要になりやすいのですか?
Q. All-on-4と従来法、どちらが費用対効果が高いですか?
Q. 上の歯の治療は、下の歯の治療と比べて難しいですか?
Q. 骨造成が必要な場合、治療期間はどのくらい延長されますか?

まず結論:上の歯全部のインプラント費用【治療法別総額比較】

まず結論:上の歯全部のインプラント費用【治療法別総額比較】

上の歯全部のインプラント治療は、主に「All-on-4(オールオンフォー)」と「従来法(個別埋入)」の2つの治療法があり、それぞれ総額や身体的負担が大きく異なります。

治療法 費用目安 特徴
All-on-4 300〜500万円 最少4本のインプラントで固定
費用・期間・負担を抑えられる
従来法(個別埋入) 300〜700万円 失った歯の本数分を埋入
(10〜14本×30〜50万円)

※上記はあくまで目安です。骨造成(サイナスリフト)が必要な場合、別途費用が発生します。

1本あたりの費用内訳やデンタルローン、医療費控除などの費用工面については、当院の「治療費ページ」で詳しく解説しています。

上顎特有の難しさと費用への影響

上の歯全部をインプラントにする場合、以下の上顎特有の解剖学的特徴により、追加の治療費が発生する可能性が高まります。

  • 骨密度の傾向:上顎の骨は一般的に下顎に比べて柔らかく、密度が低い傾向があります。
  • 上顎洞(サイナス)の存在:鼻の横にある空洞が上顎骨のすぐ上に位置しており、骨の高さが不足していると、インプラントが上顎洞を突き抜けないよう骨造成(サイナスリフト)が必要になります。
  • 審美性の重要度が高い:笑った時に見える部分であり、人工歯の素材(ジルコニアなど)選びが費用を左右します。

【上の歯全部の治療法比較】All-on-4 vs 従来法(個別埋入)

【上の歯全部の治療法比較】All-on-4 vs 従来法(個別埋入)

上の歯全部の治療プランを決める上で、費用対効果、治療期間、身体的負担を比較検討することは不可欠です。

All-on-4(オールオンフォー)の費用とメリット

All-on-4は、上の歯全体(12〜14本相当)を、最少4本(通常は4〜6本)のインプラント体で支える画期的な治療法です。

項目 All-on-4のメリット 総額への影響
埋入本数 少ない(4〜6本) 費用が抑えられる可能性
手術回数 1回で済むケースが多い 身体的負担と治療期間の短縮
骨造成 インプラントを斜めに埋入する工夫により、骨造成を回避または最小限に抑えられるケースがある。 追加費用の発生リスクを低減
即時機能 手術当日に仮歯を装着可能な場合があるため、治療期間中に歯がない状態を避けられる。 治療中のQOL(生活の質)を維持

費用目安: 片顎300〜500万円が一般的です。

従来法(個別埋入)の費用と特徴

従来法は、失った歯の本数分(上の歯であれば10〜14本程度)のインプラントを埋入する方法です。

費用目安:300〜700万円

失った歯の本数分だけインプラントを埋入する方法です。

メリット

  • 各歯を独立して治療できる
  • 将来的なメインテナンスがしやすい場合がある
  • 天然歯のような感覚に近い

デメリット

  • 費用が高額になる傾向
  • 治療期間が長い(6ヶ月〜1年以上)
  • 手術回数が多い

費用比較表

項目 All-on-4 従来法(12本の場合)
総額目安 300〜500万円 360〜600万円
インプラント本数 4〜6本 12本
手術回数 1回(通常) 複数回
治療期間 3〜6ヶ月 6ヶ月〜1年以上
骨造成の頻度 比較的少ない 多い傾向
費用対効果 費用と期間を抑えたい場合に優れる 各歯の独立性を重視する場合に優れる

上顎特有の追加費用:サイナスリフト(骨造成)の費用目安

上顎特有の追加費用:サイナスリフト(骨造成)の費用目安

上の歯全部のインプラント治療において、最も費用総額に影響を与えるのが骨造成です。特に上顎の奥歯部分の骨の高さが足りない場合、以下の専門的な追加処置が必要となります。

サイナスリフト(上顎洞底挙上術)

サイナスリフトは、上顎の骨の薄さを補うために、上顎洞(サイナス)の底部を持ち上げて、インプラントを埋入するために必要な骨を造成する手術です。

  • ソケットリフト(小規模)10〜20万円/箇所が目安です。インプラント埋入窩(あな)から上顎洞底を持ち上げ、骨補填材を挿入します。
  • ラテラルウィンドウテクニック(大規模)20〜30万円/片側が目安です。側面の骨に窓を開けて直接骨補填材を挿入するため、より広範囲の骨量不足に対応できます。

GBR(骨誘導再生法)

GBRは、インプラント周囲の骨の幅や高さが不足している部分に、骨補填材と特殊な膜を使用して骨の再生を促す手術です。

  • 費用目安1箇所5〜15万円が目安です。

当院の実績:当院は、サイナスリフトやGBRなど高度な再生治療に精通しており、上の歯の難症例にも対応できる体制を整備しています。骨造成の要否やリスクは、精密な歯科用CT診断のうえ、丁寧に個別にご説明します。


費用負担を軽減する方法と当院の強み

費用負担を軽減する方法と当院の強み

上の歯全部のインプラント治療は高額ですが、以下の制度を活用し、当院の強みを利用することで、費用対効果を最大化できます。

費用負担の軽減策

インプラントは自由診療ですが、以下の制度を活用することで実質的な負担を軽減できます。

1. 医療費控除:年間の医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合、確定申告で税金の還付を受けられます。

2. デンタルローン:高額な治療費を分割で支払うためのローンです。当院では月々3,000円からのデンタルローンに対応しています。

医療費控除の具体的な計算方法や申請方法、デンタルローンの返済シミュレーションについては、当院の「治療ページ」で詳しく解説しています。

ザ・インプラントクリニック福岡の専門性と価格

当院は、上の歯全部のインプラント治療において、以下の体制で患者様の長期的な安心を追求します。

  • 治療の正確性:歯科用CT、上顎洞の健康状態把握など、精密診断に基づく正確な治療計画を立案します。
  • 痛みと不安への配慮麻酔科医による静脈内鎮静法を選択でき、歯科恐怖症の方もウトウトと眠った状態で治療を受けられます。
  • 価格の透明性:All-on-4や従来法に関わらず、世界基準のメーカー製品(ノーベルバイオケア他)を、企業努力による適正価格で提供しています。

【Q&A】上の歯全部のインプラントに関する専門的な質問

【Q&A】上の歯全部のインプラントに関する専門的な質問

Q.上顎はなぜ骨造成が必要になりやすいのですか?

A.上顎は骨密度が低い傾向があり、また鼻の横に上顎洞(サイナス)という空洞があるため、骨の高さが不足しているケースが多いからです。骨造成により、インプラントを安全に固定する土台を確保します。

Q.All-on-4と従来法、どちらが費用対効果が高いですか?

A.費用対効果は目的によります。費用・期間を優先するならAll-on-4、各歯の独立性や天然歯を優先するなら従来法が適しています。

Q.上の歯の治療は、下の歯の治療と比べて難しいですか?

A.一般的に、上顎は骨の厚さや密度の問題、サイナスリフトの必要性から、下顎よりも難易度が高くなる傾向があります。そのため、上顎の難症例の経験が豊富な歯科医師を選ぶことが重要です。

Q.骨造成が必要な場合、治療期間はどのくらい延長されますか?

A.サイナスリフトなど大規模な骨造成の場合、骨が成熟するまでに通常3〜6ヶ月程度の治癒期間が必要となるため、治療期間は延長されます。

治療費全般(インプラント1本あたりの費用、ローン、保証など)に関する一般的なご質問は、当院の「治療費ページ」をご覧ください。


まとめ|上の歯全部のインプラント費用を理解して治療を検討

まとめ|上の歯全部のインプラント費用を理解して治療を検討

上の歯全部をインプラントにする費用は、治療法により大きく異なります。最も重要なのは、費用だけでなく上顎特有のリスクと、それを回避できる歯科医師の技術と設備を重視することです。

重要なポイント

項目 All-on-4 従来法
総額目安 300〜500万円 300〜700万円
骨造成リスク 比較的低い 高い傾向
治療期間 3〜6ヶ月 6ヶ月〜1年以上

費用負担の軽減

  • 医療費控除の活用で、治療費の還付が見込めます。
  • デンタルローンの活用で、月々3,000円からの分割払いが可能です。

ザ・インプラントクリニック福岡は、上の歯の難症例にも対応できる体制を整備し、適正価格で高品質な治療を提供しています。まずは無料カウンセリングで、あなたに最適な治療計画と詳しい費用をご説明します。

»無料カウンセリングはこちら


自由診療の標準的費用・リスク・副作用

費用について

  • 自由診療のため公的医療保険は原則適用外
  • 標準的費用の目安は本ページおよびお見積書で内訳を明示
  • デンタルローン(月々3,000円〜)のご利用が可能です

リスク・副作用

一般的なリスク・副作用

  • 術後腫脹・疼痛・出血
  • 麻酔関連合併症
  • インプラント周囲炎
  • 上部構造破損
  • 上顎洞炎(サイナスリフト後)
  • 神経損傷のリスク

個々のリスクは口腔内状態や既往歴で異なります。

保証・メインテナンス

保証・再治療・定期メインテナンスの条件は別途ご案内します。


医療機関情報

医療機関名: ザ・インプラントクリニック福岡

所在地: 博多駅 徒歩3分(ホテル日航福岡 地下1階)

診療科目: 歯科・インプラント専門・審美歯科・歯列矯正

院長: 菅原 匠太

所属学会: 公益社団法人日本口腔インプラント学会 会員

診療時間: 10:00~13:30/14:30~18:00

休診日: 月曜・日曜・祝日(電話予約のみ承っています)


参考文献

本記事は以下の情報源を参考にしています。

オールオンフォーの費用について[1][2]

GBR(骨誘導再生法)について[3]

国税庁|医療費控除について[4]

»無料カウンセリングはこちら

TV ONAIR中!

期間集中歯科治療

診療科目

  • インプラント
  • 審美歯科全般
  • 歯列矯正

診療科目

  • インプラント
  • 審美歯科全般
  • 歯列矯正

当院の医師は公益社団法人日本口腔インプラント学会・公益社団法人日本歯科先端技術研究所の会員です

ダイヤモンド・メンバーに表彰されました。

ザ・インプラントクリニック福岡

〒812-0011
福岡市博多区博多駅前2-18-25
ホテル日航福岡 地下1F
TEL:092-477-1107
FAX:092-477-1117

月・日・祝は電話受付は承っております

初診インプラント相談予約 ご予約はこちらから