インプラント術後の痛みはいつまで続く?不安を解消する正しい対処法と痛みを抑える治療について

インプラント術後の痛みはいつまで続く?不安を解消する正しい対処法と痛みを抑える治療について

2025/12/10
インプラント術後の痛みはいつまで続く?不安を解消する正しい対処法と痛みを抑える治療について

インプラント治療を検討中、または手術を控えている方にとって「術後の痛み」は最大の不安要素でしょう。

どれくらいの痛みがあるのか、何日続くのか、また異常な痛みではないのかと心配になるのは当然です。

インプラント術後の痛みは、手術で組織が傷つくことによる一時的なものであり、適切な対処法を知ることでコントロールできます。

本記事では、インプラント術後の痛みに関する正しい知識と対処法を解説するとともに「痛みを発生させない」ための当院の最先端の取り組みを、技術的な裏付けとともにご紹介します。



インプラント術後の痛み:基本知識と経過

インプラント術後の痛み:基本知識と経過

手術後の痛みの程度や期間は、手術の規模や個人の体質によって異なりますが、一般的な経過を知っておくことで不安を大きく減らせます。

ここでは、術後の痛みの基本的なメカニズムと標準的な経過について解説します。

術後の痛みはなぜ起こるのか

インプラント手術後の痛みは、外科的な処置によって顎の骨や歯肉といった組織が一時的に損傷を受けるために発生します。

インプラント体を埋入する際、骨に穴を開けたり歯肉を切開したりしますが、この際に発生した傷を治そうとして体内で起こる炎症反応によって、発痛物質(プロスタグランジンなど)が放出され、痛みとして認識されます。

したがって、術後の痛みや腫れは、体が治癒を進めている証拠であり、通常は異常な反応ではありません

痛みのピークと期間

インプラント手術後の痛みは、通常、麻酔が切れた後から始まりますが、ピークは手術の翌日から2~3日後であることが一般的で、その後は徐々に痛みが和らぎ、多くの場合1週間程度で治まります

ただし、骨造成(骨を増やす手術)などを伴う大規模な手術を行った場合は、痛みが長引く可能性もあります。

処方された鎮痛剤を指示通りに服用すれば、日常生活に支障が出るほどの激しい痛みを伴うことは稀です。

腫れの経過

痛みと同時に発生する「腫れ」も、術後の大きな不安要素ですが、経過は痛みとは若干異なります。

腫れは、痛みよりも遅れて強くなる場合が多く、手術後3日程度でピークに達することが多いです。

その後、一週間から10日程度かけて徐々に引いていきますが、腫れが最もひどいピーク時でも、熱が出るなどの異常がなければ心配する必要はありません。

腫れを最小限に抑えるためには、手術後の指示に従い、特に患部を適切に冷やすことが重要です。


術後の痛みを和らげるための正しい対処法

術後の痛みを和らげるための正しい対処法

術後の痛みを適切に管理すれば、治癒を促進し、快適に過ごせます。

自己判断せずに、必ず歯科医師の指示に従った正しい対処を行いましょう。

処方薬(痛み止め、抗生物質)の正しい服用方法

手術後には、痛み止め(鎮痛剤)と抗生物質が処方されますが、決められた通りに服用することが重要です。

当院では、炎症を抑える抗生物質と、痛みをコントロールする鎮痛剤を処方します。

痛み止めは、痛みが強くなる前(麻酔が切れる前)に服用を開始すると効果的で、痛みが治まっても、強い痛みに備えて必ず持ち歩くようにしましょう。

また、抗生物質は、感染を防ぐために非常に重要であり、症状が改善したと感じても、必ず処方された分を飲み切る必要があります。

抗生物質の服用を途中でやめると、残った細菌が耐性を持つ原因となり、感染リスクを高めてしまうからです。

患部を冷やす方法と注意点

術後に患部を冷やすことは、炎症を抑え、腫れや痛みを軽減するのに効果的です。

冷やす際は、氷を直接当てるのではなく、濡らしたタオルや冷やしすぎない保冷剤を頬の外側から当てて、断続的に冷やすようにしてください。

冷やしすぎると血行が悪くなり、治癒に必要な酸素や栄養素が届きにくくなるため、かえって治りが遅くなる可能性があります。

冷やすのは手術当日と翌日程度にし、痛みが落ち着いてきたら控えるようにしましょう。

術後の生活習慣について

手術後の数日間は、生活習慣に注意を払うことが痛みの軽減と治癒促進につながります。

  • 食事:刺激物や熱いもの、硬いものを避け、柔らかく、ぬるいものを選ぶようにしてください。
  • 飲酒:血行を良くし、腫れや出血の原因となるため、最低でも1週間は控えましょう。
  • 喫煙:血管を収縮させ、治癒に必要な血流を妨げ、インプラント周囲炎のリスクも高めるため、禁煙が強く推奨されます。
  • 入浴や激しい運動:血行を促進し、痛みや腫れを悪化させる可能性があるため、シャワー程度にし、安静に過ごすようにしましょう。

注意すべき異常な痛みと原因

注意すべき異常な痛みと原因

ほとんどの術後の痛みは心配ありませんが、中にはすぐに歯科医院に連絡すべき異常な症状もあります。

異常を早期に察知し、迅速な対処がインプラントの成功率を守ります。

すぐに歯科医院に連絡すべき症状

術後の痛みが1週間以上経っても治まらない、または痛みが一度引いた後に急激に悪化した場合は、すぐに歯科医院に連絡しましょう。

また、38℃以上の高熱を伴う場合や、処方薬を飲んでも痛みが全くコントロールできない場合も異常のサインです。

さらに、インプラントの上で物を噛んだ時に激しい痛みを感じる場合も、インプラント体や周囲の組織に問題が発生している可能性があるため、自己判断せず連絡をしてください。

上記の症状は、単なる炎症反応ではない、何らかのトラブルが発生している可能性を示しています。

考えられる原因

異常な痛みが長引く場合、いくつかの原因が考えられます。

最も多いのが、手術部位の細菌感染(インフェクション)で、手術後の清掃が不十分であったり、抗生物質の服用を途中で止めてしまったりした場合に起こりやすく、炎症が悪化して膿を持つ場合があります。

また、治療が完了し、人工歯を装着した後で噛むと痛い場合は、人工歯の高さが合っていない噛み合わせの問題や、インプラントを支える歯周組織が炎症を起こすインプラント周囲炎が発生している可能性があります。

稀なケースとしては、埋入時に顎の神経に触れてしまい、麻痺や痛みが残る神経損傷の可能性もあります。


ザ・インプラントクリニック福岡で手術の痛み自体を極限まで減らす最先端の取り組み

ザ・インプラントクリニック福岡で手術の痛み自体を極限まで減らす最先端の取り組み

術後の痛みの不安を解消する最も確実な方法は、「手術中の痛み」と「術後のダメージ」を最小限に抑えることです。

ザ・インプラントクリニック福岡では、痛みの不安を持つ方のために最先端の技術豊富な経験を駆使しています。

静脈内鎮静法による手術中の無痛・不安解消と術後の痛みを軽減

当院では、インプラント治療に対する痛みや恐怖心を抱える患者様のために、麻酔専門医による静脈内鎮静法(リラックス治療)を採用。

点滴から鎮静薬を投与することで、患者様はうとうとと眠っているような状態で手術を受けられ、手術中の痛みはほとんど感じず、不安や緊張も徹底的に取り除かれます。

さらに、手術時のストレス軽減は、術後の痛み腫れも最小限に抑える効果にもつながります。

デジタルインプラント(CT・ガイド)による痛みが少ない手術の実現

術後の痛みを減らすには、手術による組織へのダメージを最小限に抑える「痛みの少ない手術」が不可欠です。

当院では、手術前に歯科用CTで顎の骨や神経、血管の位置を3Dで正確に把握し、サージカルガイド(ノーベルガイドなど)を用いて、インプラントを計画通りの正確な位置に埋入します。

ガイドシステムの使用で、歯肉を大きく切開しないフラップレス手術に近い、ダメージの少ない処置が可能となり、結果として手術時間が短縮され、術後の痛みや腫れが大幅に軽減されます。

豊富な実績が、手術時間の短縮と組織へのダメージ最小化につながる

インプラント手術の経験値は、術後の痛みに直結します。

当院のインプラント埋入実績は月間最高386本に上り、豊富な症例経験を持つ医師が手術を担当します。

経験豊富な医師ほど、診断から手術手技、そして止血の処理に至るまで、組織へのダメージを最小限に抑え、手術時間の短縮が可能です。

手術時間が短ければ短いほど、患者様の身体的負担が軽減され、術後の痛みや腫れも少なく済むという相関関係があります。


まとめ

まとめ

インプラント術後の痛みは、通常2~3日がピークで、適切な処置でコントロールできる一時的なものです。

しかし、最も大切なのは、そもそも痛みや腫れを最小限に抑える治療を選ぶこと。

ザ・インプラントクリニック福岡では、静脈内鎮静法デジタルガイドシステムを組み合わせた低侵襲な手術により、術中の不安と術後の痛みを極限まで軽減しています。

  • 痛みの不安解消:麻酔専門医による静脈内鎮静法で、手術中の痛みと恐怖を取り除きます。
  • 低侵襲性の裏付け:月間最高386本の実績が、手術時間の短縮と組織ダメージの最小化を可能にします。

痛みに不安を感じている方は、ぜひ一度、当院の無料カウンセリングにてご相談ください。

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【自由診療の標準的費用・リスク・副作用】

費用について

  • 自由診療のため公的医療保険は原則適用外
  • 標準的費用の目安は本ページおよびお見積書で内訳を明示
  • デンタルローン(月々3,000円〜)のご利用が可能です

リスク・副作用

一般的なリスク・副作用

  • 術後腫脹・疼痛・出血
  • 麻酔関連合併症
  • インプラント周囲炎
  • 上部構造破損
  • 上顎洞炎(サイナスリフト後)
  • 神経損傷のリスク

個々のリスクは口腔内状態や既往歴で異なります。

保証・メインテナンス

保証・再治療・定期メインテナンスの条件は別途ご案内します。


医療機関情報

医療機関名: ザ・インプラントクリニック福岡

所在地: 博多駅 徒歩3分(ホテル日航福岡 地下1階)

診療科目: 歯科・インプラント専門・審美歯科・歯列矯正

院長: 菅原 匠太

所属学会: 公益社団法人日本口腔インプラント学会 会員

診療時間: 10:00~13:30/14:30~18:00

休診日: 月曜・日曜・祝日(電話予約のみ承っています)

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期間集中歯科治療

診療科目

  • インプラント
  • 審美歯科全般
  • 歯列矯正

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  • 歯列矯正

当院の医師は公益社団法人日本口腔インプラント学会・公益社団法人日本歯科先端技術研究所の会員です

ダイヤモンド・メンバーに表彰されました。

ザ・インプラントクリニック福岡

〒812-0011
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