勉強会:ISQ値(インプラント安定指数)について
こんにちは。ザ・インプラントクリニック福岡ドクターです。
インプラント治療において、骨とインプラント体の結合状態を正確に評価することは、
治療の成功を左右する重要な要素となります。
従来はX線検査や埋入時のトルク値などを指標として用いてきましたが、
これらの方法には限界があり、特に骨の質や量の影響を受けやすい点が課題とされていました。
そのため、より客観的かつ精度の高い評価方法が求められていました。
近年、共鳴振動周波数分析(Resonance Frequency Analysis:RFA)を用いた
インプラント安定指数(Implant Stability Quotient:ISQ値)の測定が注目されています。
この方法では、専用の測定装置を用いてインプラントの安定性を数値化することで、
従来の評価法よりも客観的な診断が可能になります。
ISQ値は1~100の範囲で表され、一般的に数値が高いほどインプラント体の骨内安定性が高いと判断されます。
本日の勉強会では、RFA法を用いたISQ値の測定が臨床に与える影響について議論しました。
この方法の大きな利点として、非侵襲的で簡便に測定が行える点が挙げられます。
また、治療の各段階においてISQ値を測定し、経時的な変化を観察することで、
インプラントの安定性をより正確に評価することが可能となります。
今回の議論を通じて、RFA法の有用性を再認識するとともに、
インプラント治療の精度向上のために今後も知識を深める必要性を感じました。
インプラント治療は日々進化しており、より良い治療を提供するためには、
新たな知見を積極的に取り入れることが不可欠です。
今後も患者様に最適な治療を提供できるよう、引き続き学びを続けてまいります。






