「奥歯だから見えないし、1本くらいなくても問題ないだろう」
「抜歯後に痛みがなくなったので、そのままにしている」
「インプラント・ブリッジ・入れ歯のどれを選べばよいか分からない」
上記のような理由から、歯が1本ない状態をそのままにしている方は少なくありません。
抜歯直後は大きな不便を感じなくても、長期間経過すると、隣の歯が空いた部分へ傾いたり、噛み合う相手の歯が移動したりする可能性があります。
また、歯を失った部分では顎の骨の形や量が変化するため、後から治療しようとした際に、予定していた方法を選びにくくなることもあります。
ただし、親知らずや矯正治療のために計画的に抜いた歯など、必ずしも人工歯を入れる必要がないケースもあるため、ご自身で「このままで大丈夫」と判断せず、歯を失った位置、隣の歯、噛み合わせ、顎の骨の状態を確認することが大切です。
本記事では、インプラントだけに治療方法を限定せず、ブリッジ、部分入れ歯、経過観察を含めて、患者さまが選択できる治療方法をご説明します。

インプラント治療担当医
- 2025年度年間症例数 3,077本
- 日本口腔インプラント学会 会員
- ダイヤモンド・プラチナメンバー W受賞
歯が1本ない・抜歯したままでも大丈夫?

一般的には、歯が1本ない状態を自己判断で長期間放置するのはおすすめできません。
歯がなくなった直後は、痛みが治まり、食事にも大きな支障を感じないケースがあります。特に奥歯は外から見えにくいため、「治療しなくても困らない」と感じやすい場所です。
しかし、お口の中では少しずつ変化が起こる可能性があります。
歯がない部分へ隣の歯が移動したり、噛み合う相手を失った歯が伸びるように移動したりすると、将来人工歯を入れるスペースが不足したりします。
実際に、奥歯を失った部分では隣接する歯の間隔が徐々に狭くなり、噛み合う相手がない歯に移動が起こることが報告され、変化の程度や速度には個人差があります。
痛くないから問題がないとは限りません
抜歯後の傷が治れば、通常は強い痛みを感じなくなります。
しかし「痛みがない=歯並びや噛み合わせに変化が起きていない」ではありません。
歯の傾きや顎の骨の変化は、患者さまご自身では気づきにくい場合があります。
数年後に治療を希望して検査を受けた際、次のような問題が見つかる場合があります。
- 隣の歯が傾き、人工歯を入れるスペースが狭くなっている
- 噛み合う相手の歯が移動している
- 抜歯した部分の顎の骨が減っている
- 噛み合わせが変化している
- 反対側の歯に負担が集中している
- 隣の歯に虫歯や歯周病が生じている
そのため、現在困っていない場合でも、一度状態を確認しておくことが大切です。
すべての抜歯後に人工歯が必要とは限りません
歯を抜いた場所や理由によっては、人工歯を入れずに経過を確認する場合があります。
例えば、次のようなケースです。
- 親知らずを抜歯した
- 矯正治療のために計画的に抜歯した
- すでに歯列全体の治療計画が決まっている
- 噛み合わせへの影響が限定的と判断された
- 全身状態や他の治療との関係から経過観察を選択した
一方、食事や噛み合わせに関わる永久歯を虫歯・歯周病・歯根破折などで失った場合は、入れ歯、ブリッジ、インプラントを検討します。
日本歯科医師会も、歯を失った場合の主な治療方法として、義歯・ブリッジ・インプラントを挙げています。
歯を1本失ったまま放置すると起こり得ること

歯を失ったままにした場合に起こる変化は、歯の位置、噛み合わせ、歯周病の有無などによって異なります。
必ず次のすべてが起こるわけではありませんが、長期間経過するほど治療計画に影響する可能性があります。
隣の歯が空いた部分へ傾くことがあります
歯は一本ずつ独立しているように見えますが、隣り合う歯や噛み合う歯と接触しながら歯列をつくっています。
歯が1本なくなると、空いたスペースへ隣の歯が少しずつ傾くことがあります。
隣の歯が傾くと、次のような問題につながる場合があります。
- 食べ物が挟まりやすくなる
- 歯ブラシが届きにくくなる
- 虫歯や歯周病のリスクが高くなる
- 噛み合わせが変わる
- 人工歯を入れるスペースが狭くなる
- 治療前に歯列矯正が必要になる
奥歯を1本失った後の隣接歯の移動は、抜歯後の早い時期に比較的大きく、その後も緩やかに続く場合があると報告されています。
噛み合う相手の歯が移動することがあります
上の歯には下の歯、下の歯には上の歯という噛み合う相手があります。
一方の歯を失うと、噛み合う相手を失った歯が、空いた方向へ伸びるように移動することがあります。
この変化は「挺出」や「過萌出」などと呼ばれます。
移動した歯が人工歯を入れるスペースへ入り込むと、そのままではブリッジやインプラントを入れられない場合があります。
状態によっては、噛み合わせの調整や矯正治療が必要です。
噛み合う相手がない奥歯を調査した研究でも、歯の挺出や噛み合わせへの干渉が確認されています。
残っている歯へ負担が集中することがあります
歯がない側では食べ物を噛みにくいため、無意識に反対側ばかりで噛むようになることがあります。
一部の歯だけで食事を続けると、被せ物や歯の根、歯を支える組織へ負担が集中する可能性があります。
特に、もともと歯周病がある場合や、過去に根管治療を受けた歯が多い場合は、残っている歯の状態も含めて確認することが重要です。
抜歯した部分の顎の骨が減ることがあります
歯を抜いた後は、抜歯した部分の傷が治る過程で、顎の骨の高さや厚みに変化が起こります。
自然な治癒過程の一部ですが、骨の減少が大きいと、後からインプラントを検討する際に骨造成などの追加処置が必要になる場合があります。
抜歯後には、歯の種類や部位によって程度は異なるものの、歯槽骨の幅や高さの減少が複数の研究で確認されています。
早く治療を受ければ必ず骨造成を避けられるわけではありませんが、抜歯前または抜歯後の早い段階で相談することで、治療計画を立てやすくなる場合があります。
食事・発音・見た目に影響することがあります

歯を失った位置によって、感じやすい不便は異なります。
前歯を失った場合
- 笑ったときに歯がない部分が見える
- 人前で口を開けにくくなる
- 食べ物を噛み切りにくくなる
- 発音しにくい音が出る場合がある
- 歯茎の形が変化し、見た目の回復が難しくなることがある
奥歯を失った場合
- 硬い食べ物をすり潰しにくくなる
- 反対側ばかりで噛むようになる
- 噛み合わせの変化に気づきにくい
- 前歯や小臼歯へ負担が集中する場合がある
歯の喪失は、見た目だけでなく、噛む機能にも関係するため、現在の不便の有無だけで治療の必要性を判断しないことが大切です。
抜歯してから、いつまでに歯を入れるべき?

抜歯後の治療開始時期に、すべての方へ当てはまる一律の期限はありません。
治療を始められる時期は、次の条件によって異なります。
- 抜歯した理由
- 細菌感染の有無
- 抜歯した傷の治り方
- 顎の骨の量や形
- 歯茎の状態
- 選択する治療方法
- 全身状態や服用薬
- 仮歯の必要性
抜歯後に傷や骨が治るまで待ってから治療を始めるケースもあれば、条件が整っている場合には、抜歯と同時にインプラントを埋め込む方法を検討することもあります。
「何か月までなら大丈夫」とは断定できません
歯が移動する速さや顎の骨の変化には個人差があります。
そのため「抜歯から半年以内なら問題ない」「1年を過ぎたら治療できない」といった一律の判断はできません。
ただし、治療方針が決まっていないまま長期間放置すると、歯の移動や骨の変化によって治療が複雑になる可能性があります。
抜歯後に何も入れない状態が続いている方は、早めに一度検査を受け、今後の選択肢を確認しておくことをおすすめします。
抜歯前から治療方法を相談できます
現在通院している歯科医院で抜歯を勧められている段階でも、抜歯後の治療方法について相談できます。
抜歯前に治療計画を立てておくと、次の内容を事前に検討できます。
- 抜歯後にインプラントを入れるか
- ブリッジを選択できるか
- 部分入れ歯を作製するか
- 抜歯当日に仮歯を入れられるか
- 抜歯と同時にインプラントを埋め込めるか
- 顎の骨を保存する処置が必要か
- 治療中の見た目や食事をどう補うか
抜歯を受ける前の相談で、歯がない期間や治療の流れを具体的に把握しやすくなります。
歯が1本ない場合の4つの選択肢

歯を1本失った場合の主な選択肢は、インプラント、ブリッジ、部分入れ歯、経過観察です。
どの方法が適しているかは、歯を失った位置、隣の歯、顎の骨、全身状態、治療に対するご希望などによって異なります。
インプラント

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。
インプラントのメリット
- 隣の健康な歯を大きく削らずに治療できる
- 固定式のため、患者さま自身で取り外す必要がない
- 周囲の歯を支えにせず、失った部分を補える
- 天然歯に近い形で人工歯を設計できる
インプラントの注意点
- 外科手術が必要
- 基本的に自由診療
- 顎の骨や全身状態によっては受けられない場合がある
- 治療期間が必要
- 骨造成などの追加処置が必要になる場合がある
- 治療後も定期的なメンテナンスが必要
- インプラント周囲炎などのリスクがある
インプラントは周囲の歯への負担を抑えられる一方、手術、治療期間、費用、術後のリスクなどを理解したうえで選択する必要があります。
ブリッジ

ブリッジは、歯がない部分の両隣などにある歯を支えとして、連結した人工歯を固定する方法です。
ブリッジのメリット
- 外科手術が必要ない
- 固定式で取り外す必要がない
- 比較的短期間で治療できる場合がある
- 条件によっては保険診療を選べる
ブリッジの注意点
- 支えとなる歯を削る必要がある
- 支台歯に噛む力がかかる
- 一番奥の歯を失った場合など、適応できないことがある
- 支台歯に虫歯や歯周病がある場合は選びにくい
- 人工歯の下を専用の清掃器具で手入れする必要がある
すでに両隣の歯に大きな被せ物が入っている場合と、健康な歯が残っている場合では、ブリッジを選ぶ意味が異なります。
部分入れ歯

部分入れ歯は、失った歯を取り外し式の人工歯で補う方法です。歯が1本だけない場合でも、部分入れ歯を作製できることがあります。
部分入れ歯のメリット
- 外科手術が必要ない
- 保険診療を選べる場合がある
- 隣の歯を削る量を抑えられる場合がある
- 顎の骨が少ない場合にも検討できる
- 幅広い欠損状態に対応できる
部分入れ歯の注意点
- 毎日取り外して清掃する必要がある
- 金属のバネが見えることがある
- 装着時の違和感が生じる場合がある
- 食事中に動くことがある
- 支えとなる歯へ負担がかかる場合がある
- 歯茎の変化に合わせて調整が必要になる
部分入れ歯は、手術を避けたい方や、費用を抑えたい方にとって選択肢の一つです。
何も入れずに経過を見る
すべての抜歯後に必ず人工歯を入れるわけではありません。
親知らず、矯正治療に伴う計画的な抜歯などでは、歯を補わずに経過を見ることもあります。
また、患者さまの全身状態、年齢、噛み合わせ、治療へのご希望を踏まえて、経過観察を選択する場合もあります。
ただし「奥歯だから必要ない」「1本だけだから大丈夫」と患者さまご自身で判断するのではなく、隣の歯や噛み合う歯の状態を検査したうえで決めるのが重要です。
インプラント・ブリッジ・部分入れ歯の違い

| 比較項目 | インプラント | ブリッジ | 部分入れ歯 |
|---|---|---|---|
| 装着方法 | 固定式 | 固定式 | 取り外し式 |
| 隣の歯を削る処置 | 基本的に不要 | 原則必要 | 少量削る場合がある |
| 外科手術 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 保険適用 | 基本的に対象外 | 条件により対象 | 条件により対象 |
| 治療期間 | 比較的長い | 比較的短い | 比較的短い |
| 主な特徴 | 周囲の歯に支えを求めない | 手術をせず固定式にできる | 幅広い状態に対応しやすい |
| 主な注意点 | 手術・費用・メンテナンス | 支台歯を削り負担がかかる | 着脱・違和感・金具 |
どの治療方法が最も適しているかは、費用だけでは決められないため、次の項目を確認して選ぶ必要があります。
- 隣の歯が健康か
- 顎の骨が十分にあるか
- 外科手術を受けられるか
- 固定式を希望するか
- 取り外し式に抵抗があるか
- 治療期間をどの程度取れるか
- 保険診療を希望するか
- 治療後のメンテナンスを続けられるか
詳しい比較については、以下のページで解説しています。
»【比較】インプラント・入れ歯・ブリッジの違い|費用・寿命・痛みをそれぞれ解説【歯科医監修】
前歯が1本ない場合と奥歯が1本ない場合の違い

同じ1本の欠損でも、前歯と奥歯では治療で重視する点が異なります。
前歯が1本ない場合
前歯では、噛む機能だけでなく、見た目や発音への配慮が必要です。
治療方法を選ぶ際は、次の項目を確認します。
- 人工歯の色や形
- 隣の歯とのバランス
- 歯茎の厚みや形
- 顎の骨の厚み
- 笑ったときに見える範囲
- 治療中の仮歯
- 発音への影響
前歯のインプラントでは、人工歯だけでなく歯茎の形も見た目に影響します。
抜歯後に歯茎や骨が大きく変化すると、人工歯を自然に見せるための追加処置が必要になる場合があります。
奥歯が1本ない場合
奥歯は外から見えにくいため、前歯よりも放置されやすい傾向があります。
しかし、奥歯には食べ物を細かくすり潰し、噛み合わせを支える役割があります。
奥歯が1本ない場合に確認することは次のとおりです。
- どの奥歯を失ったか
- 反対側だけで噛んでいないか
- 隣の歯が傾いていないか
- 噛み合う歯が移動していないか
- 一番奥の歯でブリッジを選べるか
- 顎の骨がインプラントに適しているか
- 歯周病が進行していないか
一番奥の歯を失った場合は、後方に支えとなる歯がないため、一般的なブリッジを選べないことがあります。
その場合は、インプラントや部分入れ歯、経過観察などを検討します。
抜歯後の歯がない期間はどうする?

抜歯後、すぐに最終的な人工歯が入るとは限りません。
抜歯した傷の治癒やインプラントと顎の骨の結合を待つ期間が必要になる場合があります。
その間の見た目や食事が心配な方には、口腔内の状態に応じて仮歯や仮の入れ歯を検討します。
仮歯を使用できる場合があります
前歯を抜歯する場合は、歯がない状態で過ごすことに不安を感じる方が多いため、事前に仮歯を準備できるか確認します。
奥歯についても、噛み合わせや治療内容によって仮歯を検討する場合があります。
ただし、仮歯を使用できるかどうかは、次の条件によって異なります。
- 抜歯する歯の位置
- 残っている歯
- 感染の状態
- 顎の骨
- 歯茎の状態
- 噛み合わせ
- 選択する治療方法
抜歯と同時にインプラントを埋め込める場合があります
条件が整っている場合は、抜歯した当日にインプラントを埋め込む「抜歯即時埋入」を検討できます。
さらに、インプラントが十分に安定し、噛み合わせなどの条件を満たす場合は、当日に仮歯を装着できることもあります。
当院でも、CTによって骨の量や位置を確認し、適応できる場合には抜歯当日の仮歯に対応していますが、すべての患者さまが対象になるわけではありません。
詳しい適応や治療の流れは、以下のページで解説しています。
抜歯してから数年経っていても治療できる?

抜歯してから数年経過していても、治療できる場合があります。
「長く放置したから、もう治療できない」と自己判断する必要はありません。
ただし、時間が経過している場合は、次のような変化が起きていないかを詳しく確認します。
- 人工歯を入れるスペースが残っているか
- 隣の歯が傾いていないか
- 噛み合う歯が移動していないか
- 顎の骨がどの程度残っているか
- 歯周病が進行していないか
- 反対側の歯に負担がかかっていないか
- 噛み合わせが変化していないか
追加の処置が必要になる場合があります
検査の結果によっては、人工歯を入れる前に次のような処置を検討します。
- 歯列矯正によるスペースの確保
- 噛み合わせの調整
- 骨造成
- 歯周病治療
- 隣の歯の虫歯治療
- 古い被せ物の再治療
- 仮歯による噛み合わせの確認
必要な処置は患者さまによって異なります。
まずはレントゲンやCTなどで現在の状態を確認し、今から選べる治療方法をご説明します。
ザ・インプラントクリニック福岡では歯が1本ない部分だけでなく、お口全体を確認します

歯を1本失った場合、その部分だけを人工歯で補えばよいとは限りません。
歯を失った原因が虫歯や歯周病であれば、残っている歯にも同じ問題が起きている可能性があります。
また、噛み合わせが原因で歯根破折が起きた場合は、人工歯を入れるだけでなく、噛む力のバランスも確認する必要があります。
歯を失った原因を確認します
当院では、歯を失った原因を確認します。
- 虫歯
- 歯周病
- 歯根破折
- 事故や転倒
- 噛み合わせ
- 先天的な欠如
- 矯正治療に伴う抜歯
原因を確認せずに人工歯だけを入れると、残っている歯や新しく入れた人工歯に問題が生じる可能性があります。
隣の歯と噛み合う歯を確認します
治療方法を選ぶために、次の状態を確認します。
- 隣の歯が健康か
- 虫歯や歯周病がないか
- 被せ物が入っているか
- 歯が傾いていないか
- ブリッジの支えにできるか
- 噛み合う歯が移動していないか
- 噛み合わせに干渉がないか
顎の骨と歯茎を確認します
インプラントを検討する場合は、レントゲンやCTによって顎の骨を確認します。
- 骨の高さ
- 骨の厚み
- 神経や上顎洞との位置関係
- 抜歯部分の治癒状態
- 歯茎の厚み
- 骨造成の必要性
上記の検査結果をもとに、インプラントを安全に計画できるか判断します。
患者さまが治療で重視する内容をお聞きします
同じ口腔内の状態でも、患者さまが重視する内容によって治療方法は変わります。
- 隣の健康な歯を削りたくない
- 外科手術を避けたい
- 保険診療を希望している
- 取り外し式の歯を避けたい
- 治療期間を抑えたい
- 見た目を重視したい
- 費用を抑えたい
- 通院回数を抑えたい
検査結果だけで一方的に治療方法を決めるのではなく、それぞれの特徴をご説明し、患者さまのご希望も踏まえて治療計画を立てます。
初診から治療までの流れ

STEP1 ご相談・ご予約
分かる範囲で、次の内容をお伝えください。
- 歯を抜いた時期
- 歯を失った位置
- 抜歯した理由
- 現在の症状
- 他院から提案された治療方法
- 希望している治療方法
治療方法が決まっていない状態でもご相談いただけます。
STEP2 カウンセリング
現在のお悩みや治療へのご希望をお聞きします。
- 隣の歯を削ることへの抵抗
- インプラント手術への不安
- 部分入れ歯への抵抗
- 治療中の見た目
- 治療期間
- 通院回数
- 費用
相談当日に治療方法を決める必要はありません。
STEP3 口腔内診査・レントゲン・CT撮影
歯がない部分だけでなく、隣の歯、噛み合う歯、歯周病、顎の骨、噛み合わせなどを確認します。
CTは、インプラントを検討する場合に、顎の骨や神経などの位置を立体的に確認するために使用します。
STEP4 治療方法の比較説明
検査結果をもとに、選択できる治療方法をご説明します。
- インプラント
- ブリッジ
- 部分入れ歯
- 経過観察
- 治療前に必要な処置
患者さまの状態によっては、選択できない治療方法があることもお伝えします。
STEP5 治療期間と費用の説明
治療を始める前に、次の内容をご説明します。
- 治療の流れ
- 治療期間
- 通院回数
- 仮歯の有無
- 治療費の総額
- 追加処置が必要になる可能性
- 保険診療と自由診療の違い
- リスクや注意点
内容をご理解・ご納得いただいてから治療を始めます。
歯が1本ない場合の治療費

治療費は、選択する治療方法や口腔内の状態によって異なります。
インプラント
インプラントは基本的に自由診療です。
費用を確認する際は、インプラント体だけの価格ではなく、次の項目を含む総額で確認することが大切です。
- 診査・診断
- CT撮影
- インプラント埋入手術
- アバットメント
- 人工歯
- 仮歯
- 骨造成
- 静脈内鎮静法
- 治療後のメンテナンス
当院のインプラント費用については、以下のページをご確認ください。
»インプラント費用は1本いくら?福岡・博多の相場と総額を徹底解説
ブリッジ・部分入れ歯
ブリッジや部分入れ歯は、使用する材料や設計によって、保険診療または自由診療となります。
また、支えとなる歯に虫歯や歯周病がある場合は、ブリッジや入れ歯を作る前に別の治療が必要になることがあります。
費用だけで治療方法を決めないことが大切です
治療方法を比較する際は、最初にかかる費用だけでなく、次の点も確認してください。
- 隣の歯への影響
- 手術の有無
- 固定式か取り外し式か
- お手入れの方法
- 治療期間
- 再治療の可能性
- 定期的なメンテナンス
- 将来的に別の歯を失った場合の対応
当院では、治療内容と費用をご説明したうえで、患者さまにご判断いただきます。
よくあるご質問

歯が1本ないだけでも治療した方がよいですか?
一般的には、一度歯科医院で状態を確認することをおすすめします。
歯が1本なくても、痛みや食事の不便を感じない場合があります。しかし、隣の歯や噛み合う歯が移動したり、顎の骨が変化したりする可能性があります。
親知らずや矯正治療による抜歯など、人工歯が必要ないケースもあるため、検査後に判断します。
奥歯を1本抜歯したままでも問題ありませんか?
奥歯は見えにくく、前歯ほど不便を感じないことがあります。
一方で、奥歯には食べ物をすり潰し、噛み合わせを支える役割があります。どの奥歯を失ったかによって影響が異なるため、自己判断で放置せず、一度状態を確認してください。
抜歯後、いつまでに歯を入れるべきですか?
一律の期限はありません。
抜歯した理由、傷の治り方、感染、顎の骨、選択する治療方法などによって適切な時期が異なります。今後の方針が決まっていない場合は、早めに相談しておくことをおすすめします。
抜歯してから数年経っていますが治療できますか?
数年経過していても、治療できる場合があります。
ただし、隣の歯の傾き、噛み合う歯の移動、顎の骨の減少などを確認する必要があります。状態によっては矯正治療や骨造成などの追加処置を検討します。
抜歯した部分の骨は減りますか?
歯を抜いた後は、傷が治る過程で顎の骨の高さや厚みに変化が起こります。
変化の程度には個人差があり、歯の位置や抜歯前の状態によっても異なります。インプラントを検討する場合は、CTで骨の状態を確認します。
1本だけでも部分入れ歯を作れますか?
歯が1本だけない場合でも、部分入れ歯を作製できることがあります。
保険診療と自由診療では、材料、設計、見た目などが異なります。取り外しや清掃が必要であることも含めてご説明します。
一番奥の歯でもブリッジにできますか?
一番奥の歯を失い、その後方に支えとなる歯がない場合は、一般的なブリッジを選べないことがあります。
隣の歯や噛み合わせを確認し、インプラント、部分入れ歯、経過観察などを検討します。
インプラントとブリッジはどちらがよいですか?
一律にどちらが優れているとはいえません。
隣の歯が健康で、削りたくない場合はインプラントが候補になります。一方、外科手術を避けたい場合や、隣の歯にすでに大きな被せ物が入っている場合は、ブリッジを検討することがあります。
顎の骨、全身状態、費用、治療期間なども含めて判断します。
抜歯後すぐに仮歯を入れられますか?
口腔内の状態によっては、抜歯当日に仮歯を入れられる場合があります。
ただし、感染、顎の骨、歯茎、噛み合わせなどによって適応が異なります。特に前歯の見た目が心配な方は、抜歯前にご相談ください。
相談当日に治療方法を決める必要はありますか?
相談当日に治療方法を決める必要はありません。
検査結果、治療方法、期間、費用、リスクをご確認いただき、ご納得いただいたうえで治療を開始します。
【まとめ】歯が1本ない状態をそのままにしている方へ

歯が1本なくても、抜歯直後は食事や会話に大きな不便を感じないことがあります。
特に奥歯は外から見えにくいため、「このままでも大丈夫」と考えてしまう方も少なくありません。
しかし、歯がない部分を長期間そのままにすると、隣の歯や噛み合う歯が移動し、噛み合わせが変化する可能性があります。
将来治療しようとしたときに、人工歯を入れるスペースが不足していたり、顎の骨が減っていたりすることもあります。
一方、親知らずや矯正治療に伴う抜歯など、必ずしも歯を補う必要がないケースもあります。
大切なのは、自己判断で放置するのではなく、歯を失った位置と周囲の状態を確認することです。
当院「ザ・インプラントクリニック福岡」では、インプラントだけに限定せず、ブリッジ、部分入れ歯、経過観察を含め、患者さまが選べる治療方法をご説明します。
抜歯してから数年経過している方も、まずは現在の状態をご相談ください。
監修医師プロフィール

ザ・インプラントクリニック福岡 インプラント治療担当医
年間症例数 3,077本(2025年実績)/月間最高 402本(2025年7月実績)
- 所属学会・資格
-
- 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 会員
- 一般社団法人 日本口腔インプラント研究会
- 日本審美歯科学会
- 日本スポーツ歯科医学会
- 日本スウェーデン歯科学会
- インビザ認定ドクター
- 長崎大学口腔管理センター登録医
- 口腔感染症予防先端外来認定医
- 受賞・実績
-
- ノーベルバイオケア ダイヤモンド・プラチナメンバーW受賞
- 年間インプラント症例数3,077本(2025年実績)
- 日月間最高402本(2025年7月実績)
- カリエスプロ・ペリオプロ・ソルプロ認定
医療機関情報
- 医療機関名: ザ・インプラントクリニック福岡(The Implant Clinic Fukuoka)
- 所在地: 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前2-18-25 ホテル日航福岡 地下1F
- アクセス: JR博多駅から徒歩3分
- 診療科目: 歯科・インプラント専門・審美歯科・歯列矯正
- 院長: 菅原 匠太(インプラント専門医・指導医)
- 所属学会: 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 ほか
- 診療時間: 10:00〜13:30/14:30〜18:00
- 休診日: 月曜・日曜・祝日(電話予約のみ承っています)





